ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

2年連続下落でほんとにOK?

2010年07月02日 | 日記
◎2年連続下落

これは昨日、国税庁より発表された路線価の全国平均額です。

路線価は、相続税や贈与税の算定基準となるものですが、大都市圏を中心に下落率が大きかった
そうです。こういう統計データを見ると、まだ不況感を感じます。



ただ私たち経営者にとって「2年連続下落」は絶対許されませんよね。

リーマンショックから2年弱。

税理士として中小企業の生々しい現場の数字を見ている者からすれば、昨年は大半の会社が
業績ダウンの様相で、落ちるのが当たり前的な空気がありました。

しかし、顧問先様の数字を見ていると、今年に入って見事にV字回復を見せておられる会社も
増えてきました。


そういうお客様に共通するのは、

◎学びの姿勢

◎危機感

です。昨年の業績悪化の原因をしっかり分析して、今年にそれを活かしておられます。



業績悪化という問題から何を学ぶべきか? 問題とは、テーマを問われること。

そのクイズの答えを学べば、ギフトが用意されています。

しかし、問題から学びを得なければ、その問題は繰り返し起こります。


2年連続下落の会社の多くは販売不振。

ただ売上が下がるのは、2年連続赤字の直接的な原因とは必ずしも言えません。

◎利益=売上-経費

という公式からわかるように、売上がたとえダウンしても、それ以上に経費をカットすれば
利益は出るからです。

お客様の中でも、売上が30%ダウンや半減となっても、利益率を改善し、減収増益を見事に
果たしておられる会社が数多くあります。



「失敗は成功の元」とも言われます。

失敗や問題から学びを得ることができれば、同じ失敗は続きませんよね。

7月に入り、2010年も折り返し地点を廻りました。

今年前半戦の反省をしっかり行って、後半戦を踏ん張っていきましょう!





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