江戸時代以前の頃の島根村は、現在の島根、梅島、中央本町、
平野、一ッ家などが含まれた大きな村だった。村内には七祠が点
在しており、元禄の頃に八幡社誉田別命と明神社国常立命の二柱
の神を合祀し、三社明神社として鷲神社(わしじんじゃ)の社名
が付けられた。
その鷲神社に伺った。当社は文保2年(1318)この地に鎮守
として創建され大鷲神社といわれていた。
祭礼時には神楽殿で島根ばやしや島根神代神楽が奉納される。
この神社は見どころも多く、享和2年(1802)に造られた明神
型石造鳥居や、社殿奥には富士塚もあった。
(足立区島根4-25-1)
鳥居 富士塚