塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 島根から伊興 炎天寺

2009-03-05 06:40:24 | 街巡り_09
 島根から六月に入る。炎天寺(えんてんじ)に寄ってみた。
こちらの寺は、源義家が奥州征伐の際、この地で野武士と戦い
苦戦の末に勝利したので、天喜4年(1056)八幡神社と寺を
建立。その戦いが6月の猛暑の中で行われたことにちなみ、村
の名を六月村、寺の名を炎天寺と名付けられたといわれる。
 江戸の後期になると、俳人・小林一茶(1763~1828)が
この辺りをよく散歩しており、有名な一句を残している。
  蝉なくや 六月村の 炎天寺
  やせ蛙 まけるな一茶 是にあり
 境内にあった句碑は文化13年(1816)に造られている。
この日、寺の本殿は修理中であった。
(足立区六月3-13-20)
蛙の石造  小林一茶像

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