日本大通りの左右は古い建物ばかりである。続いては、「旧横浜
地方裁判所」だ。戦前の建物で、1930年竣工。左右対称の“日”
の字型平面、それに同じくスクラッチタイルの外壁、正面の中央壁
の両端は大きな半円柱など昭和初期における公共建築の典型的な意
匠だ。
2階の特号法廷は、現存する地裁で唯一の陪審法廷。また、戦後、
B・C級戦犯を裁く軍事法廷の場でもあった。新庁舎(2001年竣工)
の建設に伴い、低層部に旧建物が復元されている。
(横浜市中区日本大通9)
地方裁判所」だ。戦前の建物で、1930年竣工。左右対称の“日”
の字型平面、それに同じくスクラッチタイルの外壁、正面の中央壁
の両端は大きな半円柱など昭和初期における公共建築の典型的な意
匠だ。
2階の特号法廷は、現存する地裁で唯一の陪審法廷。また、戦後、
B・C級戦犯を裁く軍事法廷の場でもあった。新庁舎(2001年竣工)
の建設に伴い、低層部に旧建物が復元されている。
(横浜市中区日本大通9)