☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

駅メロ以外の活動は?

2008年12月03日 11時52分51秒 | インポート
昨日は開設以来最高の473件のアクセスをいただきました。
ありがとうございます。今日もはりきって更新します。

ところで前回、11/30に466件のカウンター数に対して
実際のアクセスが2000を超えたと書いてしまいましたが、
僕の見間違いで実際は1300でした。すいません。
それでもすごい数字ですね。単純平均しても
お一人が3回ほど訪問していただいたんですから。

それと前回総武線市川駅での僕の作品の使用状況が
ハッキリせず、何件か情報をいただきました。
調べました。判明しましたのは、
1番線/「森の妖精」
2番線/「朝つゆ」
3番線/「ムーンストーン」
が使われていました。
僕と徳島宏とのプロジェクト作品で、07年5月に作ったものです。

この時に作った曲で、他にも採用された曲があるようです。
判明次第ここで公表させていただきます。

さてさて、今日は僕の「駅メロ」以外の作曲・音楽活動について
書かせていただこうと思います。

プロフィールの欄にもありますが、
私の父親は大のクラシック音楽好きで、
幼少時だけでなく母親のお腹の中にいた時から
モーツァルトやシューマンを否応なしに聴いていました。
この頃聴いたクラシックが僕の音楽家としての基礎というか
源流になっているので、親には感謝!!です。
4歳からピアノを習い始めたこともあり、
僕には早い段階で絶対音感がありました。
普通の唱歌や歌謡曲、ポップスのヒット曲は1-2度聴けば
メロディー、コード進行とキーをすぐ覚えてしまいました。
小学生のくせに、鼻歌を歌う時には絶対に原調のまま
歌っていました。でないと気持が悪かったのですね。

音楽的には早熟な子供だったと思います。
世の中が「グループサウンズ」のブームとなり
テレビで沢山の人気バンドが演奏していましたが
僕のひいきは「スパイダーズ」。
スパイダーズの高い演奏力と練りこんだアンサンブル、
井上尭之(当時は孝之)さんと大野克夫さんのホットなアドリブ、
ムッシュかまやつさんの時折見せる破壊的なギターソロ、
大好きでした。

高校時代、バンド活動を始めましたが当時既に
将来はプロの音楽家になろうと思っていました。
大学の頃、セミプロとして活動し曲も書いていましたが、
卒業時の実力ではプロとしてやっていけないと判断し、
百貨店に就職。
しかしサラリーマンのかたわら、ライブに出演したり、
オリジナル曲を作ってコンテストに応募していました。
リットーミュージック主催の「オリジナルテープコンテスト」に
83年から応募し、佳作。84年も佳作。
そして85年度、ついにB部門で優勝。
(ちなみにA部門が歌あり、B部門がインストもの)
たしか、このコンテストの翌年のA部門の優勝者が槙原敬之君。
それなりに権威のあるコンテストでした。

そしてスカウトされて、86年、CM音楽制作会社に入社。
1年間ディレクターとして勤務し、業界の現場を体験。
在職中何本か自分でも作編曲しています。

87年、退社して作編曲家・演奏家として活動を開始します。
最初は来る日も来る日もデモテープを携えて売り込みの日々。
レコード会社や制作会社に電話してアポ取って、
やっとその会社に行ったらすっぽかされたり、とか
それなりに苦労しながら(いゃ、この程度は当たり前ですが)
徐々に仕事をゲットしていきます。

88年、「岡本南」ちゃんに曲を提供したのがレコードでの初採用。
89年、郷ひろみさんが僕の作品「最終便にまにあえば」を
シングルリリース。JASRACにも入会して、さあこれで売れるぞ!!
と思ったら、業界はそんなに甘くありませんでした・・。

でもその後レコード(CD)曲提供や編曲は、
稲垣潤一さん、以下敬称略ですが松本明子、石田ひかり、
ロスプリモス、ハイレグ女王岡本夏生、中島文明、などなど。
変わったところでは、作家安部譲二さんや
ニットの貴公子・広瀬光治さんなどにも曲提供しており、
シングルA面曲は15曲程あります。
ただしオリコン最高ランキングは103位ですが・・。

CM制作会社にいたので、CMの作曲も結構やりました。
最近あんまりやってないので、またやりたいなー。
「カルビーポテトチップス」「ロッテ・パイの実」「丸大ハム」
「CANON」「SHARP」「JDL」「DUNLOP」「シントミゴルフ」等等。

テレビ・ラジオの番組も多数担当しています。
テレビでは、フジテレビ日曜朝の「報道2001」の音楽を
2002年から担当して、今年春にも作り変えたばかりですが、
秋の改変で番組がリニューアル。音楽も別のものに
替わってしまいました。惜しかったーーー。

テレビはこの他には「新春スターかくし芸」「笑っていいとも」、
山田邦子さんの番組「クニーズへようこそ」「山田屋」など、
バラエティー中心にいろいろ作りました。
NHKの「みんなのうた」でも2曲、仕事しています。
「JOY」早見優/作編曲、「サボテンがにくい」山田邦子/編曲。

ラジオ。東京のニッポン放送では一時「座付き作曲家」のように
いろんな番組のテーマ曲やジングルを作曲していました。
これまで担当した番組は、
「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」「鶴光の噂のゴールデンアワー」
「テリーとうえちゃん・のってけラジオ」「おはよう中年探偵団」
「三宅裕司のベスト30・スゲエ!!」「山田邦子・涙の電話リクエスト」
などなど。
「ビバリー昼ズ」は1989年春から今も、20年続く人気番組。
月-金の昼11時30分から1時まで毎日生放送!!
また、この局のニュース・交通情報のジングルも僕の作です。
よーく聴くと、発車メロディーのようにも聴こえますよ。

今まで、山田邦子さんをはじめいろいろなタレントさんを
お手伝いしてきましたが、
現在、音楽スタッフとしてお手伝いしているタレントさんがいます。
お笑いタレントの「ユリオカ超特Q」さん。



この人はハゲの自虐ネタで爆笑をさそう、腕利きのコメディアン。
日テレ「エンタの神様」NHK「オンエアバトル」にも出ており、
芸歴も長いので、安心して笑えます。
そのユリQさんの、音楽を使ったネタ、オリジナル曲(ムード歌謡)
などの作曲を担当しています。
来年、爆笑ネタCDを出す予定なので、お楽しみに。
ユリQさんは12/7・8と新宿「プーク人形劇場」で単独ライブ。
僕の作った音楽もガンガン使用して、皆さんを爆笑ワールドへと
いざないます。よかったら見に来て下さいね。
詳しくは、「ユリオカ超特Qのらっしゃい!ブログ」を
ご覧下さい。リンクも今日から貼りますね。
http://yaplog.jp/yuriq/

今日もやっぱり長くなってしまいました。すいません。
この他に、ライブハウスで今も熱演するギタリスト、
という一面があるのですが、これは改めて別の機会に。

僕は本当にお笑いが大好きで、邦ちゃんや高田先生をはじめ
その世界にもお世話になっている方々が沢山います。
そんな、お笑いの世界との関わりや愛情も、
また改めてここに書こうと思います。

僕の音楽の基盤を作ってくれた、クラシック音楽、
モーツァルト、ショパン、ラヴェル、シューマンなど。
それと僕の最初にして最高のアイドルである
「田辺昭知とザ・スパイダーズ」についても
改めてここに書かせていただこうと思っています。

よろしくおつきあい下さいね。


コメント (2)
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