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夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

おお、寒い~

2018年03月16日 | 写真
昨日までの暖かさはどこへやら今日は朝からしとしとと春の雨、午後からすこし歩きに行くが、風こそないもののやはり冷える。一足早く咲かせた木々の花が寒そうだ。
     ミツマタ



     トサミズキ



     サンシュユ



     馬酔木



     ヒヤシンス

春の使者たち

2018年03月15日 | 写真
ここ2~3日は春本番の陽気。知らぬ間に公園にはつくしが伸びていて杉の子のみどりが目に美しい。

           

つくし、オオイヌフグリ、クロッカス、クリスマスローズ、エニシダ。  

『痺れる』 沼田まほかる著 光文社文庫

2018年03月13日 | 
本棚の奥からでてきた文庫本。読んだ記憶はかすかに残っていたが再読。
『ユリゴコロ』『アミダサマ』『猫鳴り』『九月が永遠につづけば』など読んだが、はじめからぐんぐん読者を引っ張りこむ手腕に惚れた。文体自体がとてもわかりやすくて惹きつけられるのだ。今回の『痺れる』も日常に潜むことを取り上げてひとつのとんでもない結果に導いていく過程はスリル満点!まほかるワールドに引っ張り込まれる。

林檎曼荼羅、レイピスト、ヤモリ、沼毛虫、テンガロンハット、TAKO,普通じゃない、クモキリソウ、エトワールと9編の短編集ながら充分読書の楽しみを満たしてくれた。

短編ながら最後まで落ちが読めないふてぶてしさにやられた~と思う。まほかるは僧侶であるがゆえに書くことが出来る題材がまわりにあるのだろう。それぞれに内容は書かないが、最後の行に読者の疑問をいとも簡単にいってのける小気味よさ!ああ~そうだったのかと読者の謎が解ける。いつの日か又読み返してにやりと笑う日もきっとあるだろう。

 

道明寺の梅林

2018年03月11日 | お出かけ
バタバタと過ごしているうちに早や3月もなかば。亡姉が住んでいた近くの道明寺天満宮の梅林へひかれるように出かけた。もう梅も終わりに近かったが、雰囲気は充分、境内はやさしい香りに包まれていた。















ここにもゆかりの牛がどっかと座っていた。頭と腰をさすっていつまでも歩けますようにと願う。本堂では姉の冥福を祈り、隣ににこやかに笑む姉を感じながら宮を後にした。

 亡き姉の住みし街なり梅が枝に遊ぶ鳥さえ親しみて見ん  teto