今年の漢字1文字は・・

今年の漢字の一番多かったのは「税」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　清水寺にて

コロナ以降生活物資は勿論のこと、芋づる式に値上がりし当然消費税も

それに続いた。子育て世帯は1円でも安いスーパ－を探し、

買い物も減らすなどして、涙ぐましい努力を重ねてきたが、微々たるもの。

倒産する会社も増え格差はどんどん増えつつある状況だ。

でもたったひとつ世間を騒がせたのは３８年ぶりの

「阪神」の優勝だろう。

暗い世相にフアンは飛びついてその優勝を鼓舞した。

当然「虎」と思いきや、これは阪神フアンだけだったのか～

来年こそ楽しく希望のある字に期待したい。

来年もどうぞよろしくお願いします。

さざんか咲く道

咲きだした白いさざんかほのほのと

　　　　　　縁にうす紅にじませてをり　　夕庵

　　

　

　　

ヌートリアだった！！！

近くの公園まで散歩。もう池の水も少なくなったので、

水鳥には会えないと思っていたのに、下の方の池には、

まだ水がありカルガモたちが少なくなったとは言え、

見ることが出来た。

写真を撮っているとき、レンズに見えたのは見慣れぬ動物。

よく見るとなんとヌートリアだった！！！

この池では初めて見たが、体長は40～50センチ、鼻を水面にだして

悠々と横切っていった。

噂には聞いていたが実際に見たのは初めてなので吃驚したが、

構えるまでもなく遠くまで泳いで行ったので写真には撮れなかった。

ヌートリアは草食動物らしいので、鴨たちが襲われることはないだろうけど

外来種だそうで、こんな町中の池にまで姿を現すなんて

そのうち駆除されかもしれない。

　　　　　　　　netより拝借

帰り道美しく黄葉したメタセコイアに出会った。

水谷神社～奈良公園へ

春日大社から降りてくると水谷神社がある。

国際フォーラムの庭園は今工事中で入れなかったが、

外から見ると見事な景色だったので、柵の間から撮ってみた。

そしてお馴染みの奈良公園。皆のんびりとゆく秋を楽しんでいた。

二時間ほどの散策だったが今年の紅葉と鹿に見送られて急行に飛び乗った。

奈良の水谷茶屋へ

紅葉もおしまいと思っていたが、あの風景に会いたくて出かけた。　

春日大社の原生林を抜け、東大寺へ向かう途中、

水谷神社を過ぎ朱い橋を渡ると見えてくる。

去年も行ったが今年は紅葉の真っ最中ということで、

雰囲気ががらりと変わってあたりがとても明るい。

早朝だったのでまだ店は閉じたままで、外人の観光客がちらほら。

床几に赤い毛氈が出ていれば、いいアクセントなのに残念！！

美しい紅葉ときっと葺き替えたのだろうか、

茅葺き屋根の整然とした佇まいは、

息をのむほどに美しかった・・・

今朝は鹿達ものんびりとモデルを務めてくれた。

今はうどん、わらび餅、甘味処。

冬はおぜんざい、夏はかき氷と人気がある。

あと、一週間もすればもみじの落ち葉で庭が真っ赤に染まることだろう。