小さな公園に白い花が咲いている。
近づくと石板に説明があり大伴家持の万葉歌と説明があった。
5遍の花びらを持つ清楚な白い花



わが庭の李(スモモ)の花か 庭に降る
はだれのいまだ 残りたるかも 大伴家持
註 (わたしの庭が白く見えるのは李の花が散り敷いているからか
いや庭に残った雪かもしれない・・・)
古来中国では桃李といい詩歌のなかでもてはやされるのに
日本ではそれほど詩歌の対象にはならず、
万葉集ではこの一首に過ぎないそうだ
その下の草むらにお行儀よく並んだムスカリ

ヒメリュウキンカ

ユキヤナギ
