夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

嬉しくもありうれしくもなし

2020年11月30日 | 日記
『うれしくもあり、うれしくもなし』と確か一休禅師の詠んだ俳句の心境で迎えた誕生日。80歳を超えるとなんとか自分のことはできても、年齢には勝てずどこかしら体に異常が出てくるようになった。嘆くよりも当然のこととして受け入れ、これからは絵馬に祈願したように穏やかな毎日を願うばかりである。
息子夫婦から松江の和菓子と素敵な彩箸のプレゼントや孫からはラインでのプレゼントがきた!

 

夕食は好物のデ~ンとあなごの蒸し寿司

   

朝一番に赴任先の息子から「おめでとう、100歳までがんばりや~(笑い)」とラインが入った。う~ん、やはり嬉しいものだね。感謝しきり・・・・
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メタセコイアによせて

2020年11月29日 | 短歌



 想いでのメタセコイアは肩に背に夢の中にも黄金(きん)の針ふる teto


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奈良 水谷茶屋~吉城園へ 2

2020年11月25日 | 写真
水谷茶屋を後に鹿と遊びながら手向山神社に参拝し、健康の祈願の絵馬を奉納した。





    

大仏殿の賑やかな通りをはずれると風情のある趣の石畳の坂道がつづき吉城園に至る。 








  


  

吉城園は自然の起伏と曲線を取り入れた庭園。杉苔で覆われた広い庭に茶室があり、茶の花が植えられ、さざんかが咲き始め、千両の実が色を添える。
手打ちガラスに映りこんだ庭園。



   

   

    




人出も少なく晩秋の奈良を存分に楽しんだ一日であった。

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奈良 水谷茶屋~吉城園へ 1

2020年11月25日 | 写真
紅葉を見るのも最後と奈良へ。若草山の麓にある水谷茶屋をめざす。春日大社本殿のすぐそば、春日山一帯は鬱蒼とした森が続く。朱い橋を渡ると小さな水谷神社がありそのすぐそばに水谷茶屋があった。
朝日を背に茅葺の苔むした屋根に楓の落葉がはらはらと散っていた。建築は大正時代。



早朝だったので灯りもなく縁台の赤い毛氈もないが、木漏れ日に浮かぶたたずまいは民話の中に出てくるような雰囲気を醸し出していた。














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『五瓣の椿』

2020年11月22日 | 
『五瓣の椿』 著者 山本周五郎 新潮文庫
 
何故か時代小説は避けてきた。特に山本周五郎の作品は暗いという印象が強い。貧乏な報われない庶民の底辺を描く小説という印象だったが、没後50年の特別企画のコーナーで思わず手にしたこの一冊。
 
 
婿養子の父親は懸命に働き、店の身代を大きくした。淫蕩な母親は陰で不貞を繰り返した。労咳に侵された父親の最期の日々、娘の懸命の願いも聞かず母親は若い役者と遊びほうけた。父親が死んだ夜、母親は娘に出生の秘密を明かす。そして娘は羅刹と化した・・・・。倒叙型のミステリー仕立てで描く法と人倫の境界をとらえた傑作。・・・・・解説より
 
 
庭で採れたピーマン。たこ、ホタテとオリーブオイルで炒めた。
 
 
おやつは京都の「貝合わせ」餡の中に小さなお餅が入っていた。
 
     
 
 
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