夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

追いかけて

2022年05月29日 | 写真
今日は夕方から30分ほどの散歩。
美容室の薔薇

ブラシノキ



珍しい八重のドクダミ



もう咲き出したビヨウヤナギ


ビジョザクラ


これもシャクヤク
ハックルベリー


アルストロメリア



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あの胸が岬のように遠かった

2022年05月23日 | 
『あの胸が岬のように遠かった』永田和宏著 新潮社



妻 河野裕子の残した日記と手紙で綴る若き歌人の命がけの愛

知らぬまま逝ってしまった きみを捨て死のうとしたこと
               死にそこねたこと   永田和弘

永田和弘 歌人 細胞生物学者 京大理学部卒 宮中歌会始選者

手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が
             河野裕子 (絶筆)

お二人の青春の苦く悲しく切ない愛の書簡集。

なべて芸術家という人たちは自分を追いつめて追いつめて考えるのか?
3歳で母と死別、継母との確執、短歌と学問と恋人との結婚に
押しつぶされそうになって思わず手にしたブロバリンの箱。

人を愛するということはどういうことなのか、
自分のすべてを知っていて欲しいと思える存在を持つこと、
それが人を愛するという、もうひとつの側面かもしれないと

しかし、河野裕子は乳がんを患い64歳で逝去。
一人住まいの家には仏壇はなく彼女の写真だけが静かに日常を
見守っているそうだ。

以前、永田氏の講演を聞きに行ったとき、廊下ですれ違ったことがあった。
厚かましくも声をかけたことが思い出された。
「今日の御髪はきれいですね」と私
「女房からいつも櫛を持っていくようにと言われてます」と少年のように
はにかんで胸のポケットをポンと叩かれたこと。
永田氏は髪が多くて少し癖毛である。

読後感はお二人の深い愛情の試練に圧倒されたことだった。

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シャクヤクの加工

2022年05月20日 | 写真
見事な芍薬を住宅の庭で見つけた!






薔薇も見ごろを迎えたようだ







雨模様に

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スイレン

2022年05月18日 | 写真
いつもの散歩コースの池に早くもスイレンがぽつぽつ咲き始めた。
すこし早いように思うが、季節に追っかけられるようだ。











久し振りにすこし遊んでみた。
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アオガエル

2022年05月17日 | ペット
予定もないのでふらりと奈良まで出る。新緑の季節はすべて美しい。
お馴染みの吉城園へ入ってみる。


鹿が入るので必ず閉めるようにとの注意書きがあった。


茅葺の家は老朽化のため補修中だったが、案内の方が池にアオガエルの卵が見られますよと教えてくれた。
netより拝借


握りこぶしくらいの白い泡状のかたまりが見える。これが茶色くなると池にぽとぽと落ちて、おたまじゃくしになり、体調4~5センチの緑の蛙に
成長する。小さな池で水面を埋める緑色の蛙のドラマは、
見事で愛好者が日に何度となく訪れるそうだ。
そのあと、蛙はぴょんぴょんと後ろの山へ帰っていくそうで、また元の静かな薄暗い池になるそうだ。(この話はカメラマンが教えてくれた)


小さな生き物の生態に応援したくなったし、あらゆる命あるものは
一生懸命に生きているんだなと思ったり、
いつもと違う感動をおぼえた今日の散歩だった。
コメント (2)
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