夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

『その日のまえに』

2021年01月30日 | 
『その日のまえに』  重松 清 著  文春文庫

重松清といえば男の子と父親をテーマにした作品が多いように思うが、今回の作品も少年達が登場する。主人公コピーライターは二人の息子を持つ。42歳の早すぎる妻の死を「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」の三本の柱で構成される。死にゆく妻とその日をじっと耐える家族の様子が決して大げさではなく自然に描かれているぶん、読者は身近に起こったそれぞれのあの日を思い返したり。余命を告げられた夫婦は懐かしい若い日に住んだ土地を訪ねその日を迎える。その日の後も父子で元気に生きて行こうとする日常が垣間見えほっとする。何があっても人は命ある限り生きねばならない。
 
           

コロナで冬眠中にと買った数冊が奇しくも「人の死」についてであった。コロナ禍を生きる現代人とって「死」は常にそこにあるという自覚の再認識。

      今夜は久しぶりのチャプチェ

             

昨日も今日も寒い。
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蝋梅を見つけた!!

2021年01月28日 | 写真
今朝は靄がかかり昼前にはいいお天気になった。3日ぶりの食料の買い物。人出の少ない時間帯を狙ったつもりだったが、案の定レジは長い列が待っていた。自粛中とはいえ食料の補充は仕方ない。最近の会計は電子マネーばかりなのでそのぶん時短。帰りバス停に蝋梅の咲いているのを見つけ、リュックを放り出してカメラを持って出かけなおした。あいにく木は石壁の上から見える状態で、近くでは撮れない。折角だから下に落ちた花びらを撮った。枯葉が気になったが・・・








野菜と海鮮のオリーブ油炒め ハーブの香辛料が美味しい。


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シクラメン

2021年01月25日 | 短歌

  ひそひそと話す少女の華やかさ
          レースゆらしてシクラメン咲く  teto 


いつもギフトとして年末に届くピンクの大きな鉢のシクラメン。出窓の一日中お日様のあたる場所で華やかに春まで咲き続ける。








よく見ると花の中心は下を向いてちょうどカタクリの花のようだ。美しいピンクの花びらを纏ってにこにこ、こそこそ可愛い少女らがささやき合って出窓はいつも賑やか。


ローストビーフのミズ菜巻、キーマカレー、ガーリックバターのパン
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池めぐり 2

2021年01月22日 | 短歌

パンくずに池のカモらは寄りてくる小さく赤き足を掻きつつ  teto


パンの耳けさも残してカモ達に会いにゆきたし風がやんだら teto



獲物を狙っておめめが真剣!!もうすこしこちらへ来て


かぶら蒸しにほっこり~


コメント (2)
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池めぐり

2021年01月20日 | 写真
今日は晴天、風もないので、池のある公園までカモの撮影に出かけた。長い間使ってないカメラ、Canon  Power shot  A620を試す。頭の緑色のカモをねらったが、(マガモ?)みんな池の真ん中で遊んでいて、なかなか用心深い。パンくずをやると寄ってきてはすぐに真ん中へ移動する。もう三回くらい来ているので、顔を覚えてほしいな~












何かおいしいものを見つけたかな?おしりが可愛い。










ピンボケだけど頭のみどりをつかまえた!


今日は水温も高いのか池の真ん中では盛んに水浴びをする音が、賑やかに聞こえる。




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