夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

失われた大切な時間

2020年12月30日 | 写真
令和2年は激動の1年であった。新型コロナウイルスに襲われ多くの人らが命を奪われた。老若を問わず特に高齢者には情け容赦はない。感染防止のため、非日常の生活を強いられ外出や外食を控え、手も足も出せない日々、それでも家庭を守るため仕事に励む人々。その仕事さえ出来なくなり収入を断たれた人たちの年末を思うとやるせなく腹立たしいことばかりだ。この一年世界が不幸の中にいる。来年はワクチンも接種できるという。少し灯りが見えてきたようだが、まだまだ気は許せない。

昨夕は人出の少なくなった時間に仏花を買いにスーパーへ。その足で最後の散歩のつもりで駅前のイルミネーションを見に行った。暖かいひかりを見るとやはり心が安らぐ。しかし立ち止まってゆっくりと眺める人は居ない。買い物客はそそくさと家路を急ぐ。心なし瞬きも元気がないように思われた。









来年はきっと今までの日常が戻って人々の暮らしがよくなりますように願いつつ今年のブログを閉じよう。

最後に皆様方の健康を切にお祈りいたします。 teto
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晴天の公園の池で

2020年12月27日 | 短歌
クリスマス明けの午後は風もなく、穏やかなお天気だったので、重い腰を上げて公園の池のカモたちの様子を見に行く。食パンのエサを投げるが、カモたちは少しの音にも敏感ですぐに池の真ん中まで後退する。眠っているのかな?と思ってもちゃんと目をあけているのが写真で見るとわかる。デジカメとスマホでこんなに撮れたのは初めてであった。

ハシビロカモ?






これはオオバン?






 
パンくずをやれどより来ぬカモ達の足は水の輪生みて透きおり teto

 コガモさえ危険と知れば寄りつかぬまして吾らコロナに負けるな teto


帰り遠周りをすると早くもが咲いていてびっくり!


青空には花ミズキの赤い実がかわいいなぁ~


栴檀(せんだん)の樹の下には白い実が落ちていた。

 

年末から新年にかけて寒波が来るという予報、風邪を引かないように気をつけよう。
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ファインステップで

2020年12月26日 | 日記
12/23日でファインステップのエクササイズも終わり。第2波、第3波に翻弄されながら今年も無事最終日となった。高窓の全開、体温、血圧測定と使用後の機械の消毒にスタッフさんたちは気の抜けない時間。ただ2,3人よれば言葉を交わしたり、笑ったりするのが気になるが、みんな家では外出を控えてる生活なので1週間ぶりの仲間とのお話は楽しいから少しはいいかも・・・もちろんマスクは必着して。

   


このサンタさんの折り紙はユーチューブを見ながら作ってみたもの。教室へ持っていくと部屋の白い壁にサンタさんがよく映えた。

   


    


また来年も頑張って要支援や要介護にならないように体を鍛えよう。
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街のサンタさん

2020年12月24日 | 日記
去年は大阪市内までイルミネーションを撮りに行ったことを思い出す。あのころは元気だったし、世の中も落ち着いていたのに、今年は一変して生きるか死ぬかの不安な毎日である。

              


今年は街にクリスマスの歌が流れてもコロナ禍では、楽しい気分にはなれない。我が家では日曜日に孫たちが来て、乾杯をすることもなく、静かに短時間に過ごした。3歳のひ孫には大きなサンタさんの靴と図書カードのプレゼントをした。次から次からと靴の中から出てくるお菓子に歓声と笑顔が止まらない。大好きなウルトラマンの本を買うそうだ・・・・

           




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西由比ヶ浜駅の神様

2020年12月20日 | 
『西由比ヶ浜駅の神様』  村瀬健著  メディアワークス文庫


鎌倉に春一番の吹いた日、一台の快速電車が脱線し多くの死傷者が出てしまう。事故から2か月ほどたったころ、嘆き哀しむ遺族たちは、ある噂を耳にする。事故現場の最寄駅である西由比ヶ浜駅に女性の幽霊がいて、彼女に頼むと、過去に戻って事故当日の電車に乗ることができるという。遺族の誰もが合いに行った。婚約者を亡くした女性が、父親を亡くした青年が、片思いの女性を亡くした少年が・・・・

今まで読んだ本の中でメディアワークス文庫発行のは、初めてなので興味があった。ドキュメンタリー風で全編に流れる背景が小説的ではない。事故をたんたんと語り、事実を確実に述べる感じで全体に流れる山場が少ないのを敢えて作者は避けたのかもしれない。事実に幽霊を登場させての意外性はあるが、いつも読み慣れている小説とはまた違った1冊であった。

午後から暇になったのでリンゴジャムを作った。甘いサンフジを使ったので砂糖は控えめ、レモンは大匙2杯で調整。今朝の食パンに塗ると粘りも充分でてなかなかの美味であった。


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