夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

カンナの花

2024年07月27日 | 短歌



梅雨空に燃え立つような火の色に カンナの花のなつかしきかな
                     夕庵 


子供の頃の夏の花と言えば
カンナ、朝顔、ひまわり、公園の夾竹桃くらいだった     
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桔梗の花

2024年07月19日 | 短歌

梅雨空に桔梗の花のつつましく
                                  淡く濃く咲く場所をえらばず
                       夕庵



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白い紫陽花

2024年06月07日 | 短歌
木の陰で真っ白い花の鞠を咲かせた朝

じっと見つめる僕は君のその白さが眩しかった
誰にも妥協しない花の矜持
近寄りがたい花の白さ







あれから何年経っただろうか


純粋だった白がピンクになったり、青になったり
 色を染めるなんて

出来ることなら
初めて見た君の真っ白い姿にもう一度逢いたい


白い紫陽花は 僕の憧れ 君への憧れ

今日もあの日のように静かに雨が降っている
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ムラサキツユクサ

2024年06月05日 | 短歌
朝露に生(あ)れしツユクサ瑠璃色の透ける雫に6月の風
                   夕庵




庭の鉢に今年初めて花を咲かせたスイレン

 
キンシバイ


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芥子の花

2024年05月30日 | 短歌

芥子の花 五月の風に散らすとき 憂いの欠片もはがれてゆきぬ
                   夕庵
  
ガザニア

カワラナデシコ
   
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