はじめての経済学〈下〉 (日経文庫) | |
伊藤 元重 | |
日本経済新聞社 |
はじめての経済学の下をよみました。
上巻と同様、経済学の基礎の基礎を簡単に教えてくれます。
実体の経済状況に合せて、必要最低限の知識が書かれています。
財政支出がもたらす経済への影響、貨幣持つ意味、金融機関のもつ経済への
影響など、新聞、ニュースで、よく聞く経済効果の意味が実感を伴って
理解できるように書かれています。
初歩的な内容を理解するには、良い本ではないかと思います。
以下に目次を書いておきます。
6 公共部門の経済学
(公共部門の三つの機能、政府のお金の使い方―財政支出と税制 ほか)
7 金融システムを理解する
(貨幣は経済の血液貨幣パワーを解剖する ほか)
8 人と組織の経済学
(重要な役割を持つ企業日本的な企業システム ほか)
9 国際経済を見る目
(海外との関係抜きでは日本経済は語れない基本データは国際収支表 ほか)