世界経済入門 (岩波新書)西川 潤岩波書店このアイテムの詳細を見る |
世界経済入門 (岩波新書)を読み返しました。
初回、読んだときには、それほど記憶に残るような記述が少なくこんな
ものか、という印象であった。
しかし、久しぶりに読み返してみると、世界の長期的な問題というものは
沢山あるなぁという印象で、問題によっては、元の姿のままはどうにも
ならないような感じがする。
お金、賃金、所得の問題。
耕地面接、食料自給率、人口問題、二酸化炭素、次期エネルギーなど
数十年先の問題を洗っているので、この辺を読みこむのは面白い。
代替エネルギーも深刻な問題で、ここのところ石油の残量の問題は
あまりクローズアップされないが、確実にこれに代わるエネルギーは
必要であるし、温暖化の問題から太陽光、風力、地熱などの発電からの
エネルギーの供与というものは、必要だと思う。そしてそれに応じて
生活様式を環境面を踏まえたスタイルに自分たちも変えていかないと
いけいないかと思った。
自分でも最近、意識しているのはこれまでは車中心の生活であったのが
自転車を活用したり、時間の使い方としてジョギングしたりとかして
車の必要なレジャーというものを以前より少なくしている。
小さな心がけが長い時間軸のなかでは、必要かと思う。