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もろもろの物価上昇

2008年06月03日 00時08分43秒 | 時事
いろんなものの物価が急騰している。

先週の週末は、ガソリンが170円代に値上げ。私が車を運転しだして20年あまり
リッター170円をレギュラーが超えたのは聞いたことがない。多分ないと思う。
原油の高騰、中国、インドなどの経済成長著しい大国で、今後需要の高いエネル
ギー原油に投機がかさみ、その兆候が止まらない。原油の需要の高まりは何も
経済成長している大国だけでない。アメリカ、ロシアなどの超大国においても
その確保の為に独占化したい状況。ましてや今後は、各国間での原油の引き合いも
高まり、もともと枯れるであろう石油に対し供給量の不確定化している面もあり
この投機に繋がっているように思える。(素人考え・・・)

このエネルギー問題に連携してバイオエタノールの開発と生産に向けて穀物需要
も高まり、それに伴い穀物の急騰とその影響で、畜産、酪農、農業にも餌代も
余波を受けて、農家の運営が厳しくなっている。そこで生産者も値上げさざるは
得ないが、実際の価格から生産者へ還元されるのは、ほんの一部だろう。


沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) を読んだ。

2008年06月03日 00時00分45秒 | 読書評
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社

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沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) を読みました。

シリーズ5巻の長編小説ですが、チャレンジして読んでみようと。
意外に人気があるようで、古本としてもそれなりに値段がついている。
いろいろ探して割安のものを購入。

文庫本の冒頭にこの小説は実際に起きた事実をもとに小説化しているというような
内容が記されていて興味をそそった。

昭和20年から30年代、半官半民であった某国内の航空会社の社内姿勢、企業の
抱える問題をテーマに小説化されている。

終戦の影響も残る、昭和30年代、企業の組合闘争に明け暮れる主人公恩地が
企業倫理、社員満足度などの観点のない時代に従業員の雇用条件、労働条件
見直しに向けて航空会社の経営層に対し厳しく挑む。その結果、企業の反乱分子
共産主義的なレッテルを張られ、不当な人事の結果にあう。
不当な扱いの末、長年海外勤務に合い処遇も悪い。そんな闘争の序章であり
先の物語の展開を期待させる内容であった。

書かれた時期古いこともあり、企業組織の成立ち、習慣、倫理なども2世代くらい
前のような企業文化の表現の仕方になっていることが少々古さを感じる。

某航空会社J○Lがこのようなこのような企業文化が残っているということであれば
利用することやめたいなという心象であった。多かれ少なかれ残っているのだろう
なと思いつつ、読み進めよう。

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