寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3091話) PTA役員

2021年02月06日 | 活動

 “私は現在わが子が通う学校でPTAの本部役員をしています。推薦されたときは正直少しショックを受け断ることもできず引き受けてしまいました。任期は二年で、ようやくそ二年目を終えようとしています。今はやってよかったと思っています。引き受ける前には想像もできなかった本部の活動内容が分かったこと、新たな人たちとの出会いがあったからです。
 本部役員の皆さんは男性も女性もそれぞれ生活するための仕事をしています。仕事の合間を縫ってPTA活動に従事されています。地域のために活動したいという考えの方はもちろん、他の保護者の負担を少なくするために自分が頑張ると考える人もいます。私自身、PTAを通じて大いに刺激を受け狭い価値観が少し広がったような気もします。世間にあるPTA不要論の根拠も知りました。
 感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で学校行事は縮小されたり中止となったりしていますが、私は残された任期、少しでも楽しく取り組もうと考えています。”(1月15日付け中日新聞)

 三重県四日市市の主婦・竹内さん(44)の投稿文です。PTAや地域の役員などをいやいや引き受けたが、やって良かったという話を時折聞きます。この「話・話」 でも紹介したことがあると思います。働きながらこうした役員は、確かに負担でしょう。でも、その負担からいろいろなメリットも受けられます。何事もやってこそ分かるというものです。やりもせずに苦情や批判するのは愚の骨頂でしょう。
 ボクの家庭は、絶えず地域の役員をやってきた気がします。妻はもう20代から、2人の子供が保育園の頃から高校卒業するまで、毎年のように学校に関わっていたと思います。この派生で地元役員等いろいろな役が回ってきていたようです。今はクラブなどの小さな役をやっているようです。ボクは40代くらいからでしょうか。特に定年後は毎年のような気がします。40代半ばに「一宮第九を歌う会」の初代会長を務めたことが、ボクのボランティア活動の原点だったと思っています。この時の苦労を思えば、この程度の会は何でもできると思ってやってきました。こうした役が自分を育ててくれたと思います。今コロナ下で、いろいろな会や行事が中止に追い込まれています。その中で、昨年から神社の総代を引き受けたことは、小さいながらも生活に変化を与えてくれています。神社の行事は祈祷が主です。返ってしなければいけません。規模を縮小しながら、すべての行事をやってきました。これもメリットでしょう。


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