寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第3368話) 電子データ

2022年08月24日 | 知識

 “パソコンやスマートフォンの普及でデジタル遺品が社会問題化しているそうです。IT機器の持ち主の死後、残された各種データをどう扱えばいいのでしょうか。
 わが家でも急ピッチにペーパーレス化が進んでいます。電気やガス、水道をはじめクレジットカードの利用明細も今や電子データで受け取っています。今後こうした各種電子データが増えれば、管理する私に万が一のことがあったら家族が対応に困る事態が起こりかねません。夫に相談したら「電子データを見るためのパスワードを一つ一つノートか何かに書き出しておいた方が良さそうだな」。私は「その通り」と思いました。それが家族のためなんですね。”(8月2日付け中日新聞)

 岐阜家県羽島市の主婦・老田さん(63)の投稿文です。問題なく使っている時は全く便利なデジタル機器である。ボクももう数え切れないくらい使っている。IDやパスワード、暗証番号、使い回しなするなと言う。それを知りながらもボクは多くを同じものにしている。それでも分からなくなってしまう。
 先日ボクはスマホを買った店に飛び込んだ。暗証番号を尋ねてくるのだが、全く覚えがないし、メモもない。店員に助けてもらってやっと目的のものにたどり着けた。もちろんボクも一覧表してこれらのものをメモしている。今の機器は一度登録したらもう記憶されてもう打ち込むことがないものも多い。それだけに意識にのぼることも少ない。スマホやパソコンが故障したり、買い換えた時にはどうなるのだろう。設置した自分でさえ大変だと思うので、これが子ども達となったらどうなるのだろう。今残しているメモで何とかしてくれるだろうか。便利さと危険は裏腹、考えると気が遠くなる。


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