寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3723話) 年中行事

2024年09月08日 | 行動
 “わが家ではこの半世紀、各季節の行事を大切にしてきました。1月にはお節料理をいだたき、2月の節分の日に豆をまき、3月のひな祭り用にひな人形を飾り、5月のこどもの日に小さなこいのぼりを掲げます。七夕は、夫と同居の次女一家と家族計5人それぞれが短冊に「家族が健康でいられるように」「勉強の成績が上がるように」などと願い事を書きササにくくりつけて中庭に飾りました。次は9月の中秋の名月。夜空を見上げながら団子を頬張る予定です。師走に入ればクリスマスツリーを玄関に飾ります。
 こんな各行事を意識すれば1年はあっという間。メリハリを利かせて家族で有意義に過ごせています。”(8月10日付け中日新聞)


 津市の主婦・小嶋さん(74)の投稿文です。年中行事を大切にする、素晴らしい。それもこれだけ多くしている。今こんな家庭があるだろうか。ボクもできるだけやろうと心がけていた時期がある。でもいつの間にかおろそかになり、今はほとんどしない、と言ってもいい位である。
 生活にできるだけメリハリをつける、家族揃ってする。良いことだらけであるが、それが面倒で止めてしまう。人間怠け始めるとキリが無い、そんなことができないほど時間がないわけではない。特に高齢者はのんべんだらりになるだけに、メリハリつけた生活を心がけたい。それが豊かな生活の元であり、元気な長生きに繋がる。