吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

仮に出ていたところで、それがどうした?って話なんだけど

2014-03-09 22:55:02 | インポート
昨夜のミロンガで、先生(アルゼンチン人)
先週深夜に放送していた、スペインとアルゼンチンの合作映画
『瞳の中の真実の』の話をしていたときに
日本人は、喧嘩をするときに、どんな悪い言葉を使うのかという話になりました。

例えば、洋画の喧嘩シーンなどでたまに見掛ける
日本語に訳しずらい、乱暴で下品な言葉
(実際には、「訳しずらい」のではなく、「言いづらい」のだと思われる)
それに該当する言葉は何かという話になったのです。

先生が言うには、洋画で使われてい、る乱暴で下品な言葉は
外人は、エキサイトしたときに思わず出てしまう言葉なのですが
洋画の日本語では、「ちくしょう!」とか、「バカ野郎!」とか
「かわいく」まとめられてしまっていて
実際に使われている言葉とは違うのだそうだ。
実際の言葉とは違うとなると、映画の内容自体もなんとなく変わってしまうのて
外人としては、もどかしく感じることもあるらしい。

日本語の、乱暴で下品な言葉。

急に言われても、私もそんな日本語は思い付かなくて
(実際には、電子辞書並みの勢いでザラザラと思い付いたけれども
 流石に流石に口に出すのは憚られた)
やっぱり、「この野郎!」とか「ふざけんな!」かな
私がそう答えると、先生急に声を潜めて真顔になり
「前に、こんな言葉を聞いたことがある」
と、前置きをしてから、私の耳に顔を寄せて

「お前のかーちゃん、でべそ」

と、囁きました。
もう、大爆笑!

だって、大の大人が本気の喧嘩しているときに
「お前のかーちゃん、でーべーそ!」
なーんて怒鳴ったら、一気に場の空気が和んでしまうじゃないですか。
いや、和んでいいのですが。

ヤクザ同士の抗争でも
「お前のかーちゃん、でーべーそ!」
なんだか、微笑ましささえ感じます。

いったい誰が、先生にそんな可愛らしい悪口を教えたのかは分かりませんが
とにかく、笑えましたー。