吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

昨夜はミロンガ

2011-05-29 17:10:42 | インポート
昨夜は、アルゼンチンタンゴのレッスンスタジオでのミロンガでした。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、私が通っているスタジオは2ヶ所あって
ひとつが、アルゼンチン人の先生がいるレッスンスタジオ。
もうひとつが、日本人のソシアルダンスの先生のスタジオ。

メインで通っているのは、前者のレッスンスタジオなのですが
時々気が変わったり、イベントがある時などは後者のスタジオへ行きます。
私は気持ち(ヤル気)にムラがあり、日によって、全く集中力を欠いてしまうので
そういうときは、身体の感覚も鈍くなってしまい、もうボロボロ。
先生に、散々こっぴどく注意されて、めげて帰るのがオチです。
アルゼンチンの人は、表情も言い方も、非常にダイレクト。
ソフトな言い方なんて絶対にしてくれない。
露骨にウンザリ顔で首を左右に振りながら
「汚い」「ヘタ」「駄目」
挙げ句の果てには、「何年もやっているのに、何故うまくならない?」
ダメ足しの連打です。
みんなの前で、「もう言う言葉が見つからない」なんて言われた日には
悔しいやら、情けないやら、恥ずかしいやらで、泣きそうになったこともある程です。

ですが、不思議と辞めない。
辞めようかなと迷ったことはあるけれど、辞めない。

アルゼンチンタンゴが好きなせいもあるけれど、先生が好きだからなんだな、きっと。
私がアルゼンチンタンゴを習っている先生は2人いて、2人はご夫婦です。
ご主人は、アルゼンチン人で、かつてプロのダンサーとして世界中を回っていた人。
ダンサーとしての技術はもちろん、振り付け師としての才能にも評価があります。
奥さんは、とても小柄な女性なのですが、踊りはしなやかでパワフル。
身体の動きのひとつひとつに女性らしさが溢れていて、心が惹き付けられます。
でも、普段は、とても気さくで、どちらかというとサバサバした感じの方で
カッコいいのにセクシー。
セクシーなのにエレガントという、女性が憧れるタイプの女性です。

このカップルの、官能的でありながら優雅で、時にエネルギッシュなダンスは
いつも私たち観る者を魅了します。

そんな先生たちが、3月の末から諸事情でアルゼンチンに急遽帰国して
必ず帰ってくるいう確証も無く、私たち生徒は、大変寂しい思いをしていました。
ところが、今月の半ばに、ようやく日本へ戻ってきてくれることになり
レッスンも、無事に再開されました。
昨夜は、先生たちがアルゼンチンを出るときに発送した荷物が届いたということで
アルゼンチンのおつまみやお菓子、マテ茶などを味わいながらの
ちょっといつもと雰囲気を変えたミロンガがお行われました。
更に、お土産の抽選会もあたのです、私がゲットしたのはフォトスタンド。
でも、これだったら、写真など入れずに、そのまま飾っておいた方が良さそう。
110529_0559~01.jpg
ところで、断っておきますが、このカップルの全面にあるのは「ベッド」ではなく
バンドネオンという、アコーディオンによく似た楽器の「蛇腹」部分です。
全体の雰囲気のせいで、思わず勘違いしてしまいそうですが
これは、バンドネオンです(先生談)