天使幼稚園

カトリックの精神に基づいて未来を生きる子どもたちを育てます

アシジの聖フランシスコ

2017年10月04日 12時36分55秒 | 2017年度幼稚園
今日10月4日は、聖フランシスコの記念日です。
天使幼稚園は、「お告げのフランシスコ姉妹会」を設立母体とし、
学園の法人名にも「聖フランシスコ」のお名前をいただいています。


聖フランシスコは1182年7月5日に、
イタリア中部にあるアシジで裕福な織物商人の子として生まれました。
若い頃は騎士になることを夢見たり、家のお金で楽しく暮したりしていましたが
あるとき、サンダミアーノの聖堂で
「わたしの教会を建て直しなさい」という神さまの声を聞きました。
初めはその聖堂を修復しなさいということと考えていましたが
やがてその声は中世の倒れかかったカトリック教会を建て直しなさいという
神さまからのメッセージだと理解するようになりました。

(サンダミアーノ教会の十字架はフランシスコ会のシンボルとして
多くの教会・修道会に掲げられています)


聖フランシスコは、
人の中で最も小さなものとなられたイエス様のように生きようと決心し
「清貧」(なにも持たずにイエス様に従う)
「従順」(神さまの声に素直に従う)
「貞潔」(清い心を持ち続ける)
という精神を大切にしながら
同じ志を持った兄弟たちと共に
貧しい人、困っている人、弱い人を助けるために働き
1226年10月3日、神さまのもとに召されました。

この聖フランシスコの精神に多くの人が共感を覚え
その後、世界中に「フランシスコ」の名前を冠した修道会が広がり
聖フランシスコのように、
イエスさまがお望みになった小さな人に奉仕する活動に取り組んできました。
また、フランシスコ教皇様も
聖フランシスコの心を今の時代に伝えたいとこのお名前を戴かれました。

「お告げのフランシスコ姉妹会」もその精神を礎とし
児童養護施設で子どもたちのお世話をしたり
幼稚園を通して小さな子どもたちの教育事業に取り組んだりしています。

聖フランシスコの精神や働き、様々なエピソードは
たくさんの人が調べ、書籍やインターネットなどで紹介しています。
天使幼稚園の根幹に生きる「聖フランシスコ」について
ぜひ調べてみていただければと思います。
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