(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

スイートプリキュア♪ 第36話 キララーン!心に届け、ミューズの想いニャ!

2011年11月14日 | 視聴済アニメごった煮
お姫さま!なんてこった!!

 そんな今回のお話は…
 ついにキュアミューズが仮面をとった…。なんとキュアミューズは奏太のともだちのアコだったの!
 どうして今まで黒いマントと仮面ですがたをかくしていたの?!そのうえ、声までださなかったのはナゼ?!
 アコは、そのワケを響たちにはなすの。アコの話は響たちにはおどろくことばかりで…。
 そのとき、加音町の広場にメフィストがまたあらわれた!しかも、体中によろいをまとって巨大になってる!
 響たちはプリキュアに変身して、メフィストに立ち向かう。だけど、巨大なメフィストは強すぎて、プリキュアのハーモニーパワーもかなわない…プリキュア、大ピンチ!!
 そこへ、メイジャーランドからアフロディテが舞い降りてきたわ…!メフィストと向き合うアフロディテ。
 その時…キュアミューズがずっと言えずにいた想いをさけんだ…!!
 以上公式のあらすじ。

 そんなわけで、第3クールの最後にてようやくラスボスが明かされ、メフィストはミューズとの家族愛によって解放されました。という話。
 いやしかし、ミューズ=アコがお姫さまだったとはなぁ。やんごとなき身分フェチとしてはこう、たまらないものがありますな(笑)。
 私のフェチはともかく、お話としてはAパートでこれまでのアコとミューズの経緯を説明し、Bパートでメフィストと決戦し元に戻すという流れ。
 Aパートでアコが話す経緯と、マイナーランドで記憶を取り戻しつつあるメフィストを切り替えつつ、経緯の説明と共にメフィストの苦悩を見せて彼が本当に悪いヤツではないことを印象付けているのが良い。
 第1クールくらいまでなら、アコがずっと経緯を説明し続けて終わりそうだが(笑)、そのメフィストが記憶を取り戻しつつあり、ラスボスの洗脳に苦悩する様子があるだけでだいぶ印象が違ってくるというものだ。
 メフィストが父であるということで戦いたくはないというアコの気持ちと、メフィストはラスボスに操られていて本当は悪いヤツではないんだということをメインターゲットの皆さんに訴えて、勧善懲悪にありがちな、自分達の設定した正義を振りかざし問答無用で悪を滅ぼす、ということのないように誘導しているのはこのアニメの枠として良いだろう。
 まぁなにせ、メフィストはキュアミューズの父であるし、同じような状況であったセイレーンもプリキュアとして仲間に加わっていることもあるしで、何がどう悪いのか、またどうすることが良くてどうあるべきかをメインターゲットの皆さんに考えさせる情操教育にいい感じではあるが、正直、メインターゲットの皆さんがそこまで考えて見ているかは私が知る由もない。
 大きなお友達としては、この枠としてミューズが悪に染まった父を殲滅することはないと分かっているので、まぁなんやかんや都合のいいふうにメフィストを取り込むんだろうなぁとは思っているものの、この大事なキモをどう落ち着かせるかを期待してしまう。

 さて、その大事なBパートだが、作監が稲上晃氏ということもあってか、ミューズの戦闘はレイアウトが抜群だ。毎回こうならいいのに。ちなみに他のプリキュアの皆さんはいつも通りしょんぼり戦闘であったが(笑)。
 それはともかく、上記したように今回のキモはメフィストをどう取り戻すか、ということだが、ラスボスと思わせていたメフィストは実はミューズの父でミューズは彼と戦いたくない、という条件のもと、どうやって正気に戻すかを期待していたが、さして感動的になるわけでもなく、心の叫びをぶつけるんだとか言っときながら殴って都合のいいパワーで元に戻ってしまうのだからもうちょっとなんかないのかと思わずにはおれん。
 あんだけ戦えないとか心に叫ぶとかいうのであれば、むしろ攻撃は一切しないで、傷つきながらもとにもかくにも説得し、メフィストが本来持っている優しい父親としての心と家族愛が悪に打ち勝つ、みたいな展開であった方が盛り上がったかもしれん。まぁ戦闘しないとスポンサー様がうるさそうなので難しいところなのかもしれんが。
 なんにせよ、メフィストが正気に戻ってついにラスボス「ノイズ」の名前がようやく出てきまして最終目標が定まったな、と思ったんだけど、よく考えてみると、最終目標って「幸せのメロディをハミィが歌うこと」だったっけか?そもそも未だに音符も全て集まっていないし、不幸の幸せのメロディとかって結構どーでもいー感じだよなー。ぶっちゃけその「ノイズ」とやらを最終的に亡き者にすれば音符関係ねぇしな(笑)。
 そういうことを踏まえて考えると、やっぱ音符集めはなくても良かったような気がするよなぁ。使い方によって善くも悪くもなる、というのがテーマであるんだけど、それならもう音符じゃなくて直接「歌」で勝敗決めれば、ハミィやセイレーンが歌姫云々の設定も活きると思うんだけどなー。まぁ今更な話ではある。
 ともかく後はラストに向って盛り上がって行けば良いなと思う。

 個人的に気になった所としては、セイレーンがアコをメイジャーランドの姫さまとこれまで気付かず謝るシーンがあるのだけど、アコは髪も短くなっているし、見たのはもっと幼かった頃らしいのでまぁいいのだが、メフィストに関しては知っていたわけですよね。
 それまでそんなそぶりがこれっぽっちもなかったのがちょっと突っかかるなぁ。ビートになる頃に、そんな話がちらっと出ても良いような気がしてしまいました。まぁここでのサプライズとして隠していたことは当然理解しておりますが、なんかこう、唐突な感じがしてしまいますな。
 それと冒頭にも書きましたが、アコが姫さまだってことですよ。無類の姫さま好きとしては反応せざるを得ないのだが、私の姫さま好きは姫さまらしさが遺憾なく発揮されてこそなので、かなりフツーのツンデレ小学生のアコは姫さまとしてはちょいと物足りないですな。そもそもアフロディテも女王という威厳があまりないしなー。そう考えると、光の園のクィーンやフィーリア王女はそれらしくて良かったなぁ。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「ハロウィンで仮装の響・奏・セイレーン・アコとなんかまたパワーアップするらしいバスドラとバリトン」でした。
 これから2、3週はミューズ賛美な話が続きそうだなぁ。まぁこっちとしてはアコが可愛いのは望む所ですが。


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