(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

紅 第2話「溝と流れと」

2008年04月18日 | 視聴済アニメごった煮
紫がいいよね。

そんな今回のお話は…
紫を置いて学校に行った真九郎は、心配のあまり度々紫に電話をかける。
一方、留守番中の紫の前に、同じアパートの住人・環と闇絵が現れる。
その間も真九郎は電話を鳴らすが、話に夢中な紫は着信に気付かない。
そんなことを知る由もない真九郎は電話をかけ続け、何度目かでやっと電話が繋がる。
だが、聞こえてきた声は、紫ではなく闇絵だった。
闇絵に紫の居場所を聞くが、知らないと言われ真九郎はついに学校を飛び出してしまう!!
以上公式のあらすじ。

って別にロリだからじゃないよ!紫の子供らしい仕草が実に上手かったと言いたかったのです。
すごく7歳の子供っぽい動きをするんだよなー。そのへんをとても感心しました。
そんな年相応の仕草も良かったのですが、彼女のいた特殊な環境が伺いしれるようなところもしっかりと描かれていて好印象。

そんな所を感心した今回ですが、お話的にもすごくおもしろかった。
というのも、原作がほとんど真九郎視点で描かれているので、彼がいない所って言うのがわからなかったんですよ。
真九郎がいないときに五月雨荘で紫が何をしていて何があったのかが描かれたのはとても興味深かった。
というか、五月雨荘の変な住人、環と闇絵が紫と遊んでいるのは、原作でちょっと紫が言うくらいのことしかわからなかったのだが、
きっと端から見ていておもしろそうなことをしているんだろうなぁと思っていただけに、
今回のそのシーンがとてもイメージ通りで見ていて楽しかった。

そこから真九郎と銭湯にいったり新しい布団を買ったりというほのぼの話から、
揉め事処理屋という真九郎の裏の顔を見せる話へ移行するのが上手い。
記憶が正しければ、柔沢紅香から振られた揉め事処理の話は原作にない。たぶん。
本来真九郎はそっち側人間で、ああいった裏のある人間であるということをしっかり見せていて、
それまでのほのぼの話とのギャップを作って今後を気にさせる作りが見事だ。
そもそもこのアニメのお話は、今ちらっと原作を読んでみて、大筋くらいしかあっていなくて、
今の所上手いこと再構成されていて見ていてとても面白い。
アニメーション的な所も文句の出る所が全くなくて、もしかすると原作より面白い原作付きアニメになるかもしれないなぁ。

どーでもいーけど、このアニメのDVDのCMが、銭湯で外国人が笑顔で背中を流し合っているだけというもので、思わず吹いてしまったよ(わらぃ)。
OPといい、次回予告の間の抜けた三味線(?)の音といい、このCMといい、人を食ったようなコトするのが好きだなぁ。


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