むしろそれは、そう上手くはいかないであろうフラグだよな。
そんな今回のお話は…
エレンの幻影に悩まされながらも、玲二はかろうじてワイズメルの懐刀
ランディ・ウェーバーによる梧桐の狙撃を阻止する事が出来た。
脅威は排除した…梧桐を狙う者はもう居ないはずだった…。
しかし…安堵した玲二の耳に、聞こえるはずの無い2発目の銃声が轟く…。
会議室のガラスに穿たれる弾痕。突然の銃撃を裏切りと解した梧桐はまたも激昂する。
一触即発の空気となった。首謀者ワイズメル、彼こそが全ての陰謀の黒幕だと梧桐とマグワイヤに静かに告げるクロウディア。
彼女の示したインフェルノ流の“落とし前”により、事態は収束したかに見えた…。
だが、玲二の疑念は、消えはしなかった…。誰にも当たらなかった疑惑の銃弾…。一体誰が…?
玲二の脳裏で再びエレンの幻影が踊る…。
以上公式のあらすじ。
お話としては、疑惑の銃弾に一触即発になるも、クロウディアがワイズメルをその場で射殺する事で切り抜け、
全てはワイズメルの謀であった、と当初のクロウディアの計画通りになり、彼女はまたのし上がる。
その一方で、疑惑の銃弾の意図「殺す殺さないは問題でなく、その場にいるものを疑心暗鬼にさせる」と考えていた玲二だが、
エレンが生きていると思いたくない、キャルを解放したいという思いから、それを無理くりワイズメルの謀と納得していた。
だが、裏で暗躍するサイスはさらにカードを切る。ホテルでの梧桐組構成員殺害をさも玲二がやったような写真を見せる。
全てはクロウディアの差し金であったと理解した梧桐組は……。ってところで引っぱった。
のだが、これがまた見事な話の流れで、劇中的に続いていた梧桐組の一件は、一応落ち着きを取り戻したと見せながら、
視聴者的にまったくそうではなく、ついにサイスが表立って動き出した事で、これからの波乱を予感させる。
またこれら組織の話は今回のメインでなく、疑惑の銃弾とサイスの陰謀の間に入る、玲二とキャルの話に上手くつなげているのが上手い。
疑惑の銃弾に疑問を感じながらも、キャルを解放したい玲二は、
一応の落ち着きを見た事で元の世界に戻ってもらいたいと思いながらも、彼女との時間が幸せ過ぎてはなれられない。
しかし、自分の側においている限り、ヒットマンとしての成果をインフェルノに見せなければならないし、殺しをさせてしまう事になる。
「このままでいいのか?」と自問し苦悩する玲二に、キャルは玲二の助手になりたいと言う。
一度人を殺したらもう戻れない。壊れてしまった自分のようになりたいのかと玲二は諭すのだが、
キャルは玲二と一緒に居たい、それだけなのだ。自分も玲二の居る世界に行けばずっと一緒に居られる。
頭の良いキャルは、玲二が無駄に人を殺さない、殺しを続ける事を苦悩している事を見抜いていた。
そんな玲二だから、また、何も出来ない自分は玲二の側なら何か出来ると思っての事だった。
玲二はキャルが何にでもなれるしどこへでも行けると諭しながらも気付く、本当は自分がキャルの居る所へ戻りたいのだと。
そしてキャルが玲二の居る場所へ行くというのを制し、自分がキャルの所へきっと戻ってくると決意する。
全てを失った男が、また守るべきものを見つけた瞬間だった。
上記が疑惑の銃弾の後に入り、その後にサイスの陰謀へ繋がる。
せっかく一筋の光を見た玲二に、また影が落とされそうな予感をさせる展開。これが見事だ。
どうしたって玲二が上手くいきそうもない感じがするもの。希望の後に不安を見せて引っぱる。
これで次が気にならない方がおかしい。
また、新章に突入してからの、インフェルノ、クロウディアと梧桐組、玲二とキャル、サイスとエレンという、
ゆるーく繋がりを持たせていた各個が、いつのまにか、かなり密接してきているのもおもしろい。
そろそろまた、話がゴロンと大きく動き出しそうな予感を感じさせてくれる。この辺の話の組み上がり方は実に上手い。
次回はついに玲二とエレンが対面するらしく、もう一波乱ありそうで目が離せない。
そんな今回のお話は…
エレンの幻影に悩まされながらも、玲二はかろうじてワイズメルの懐刀
ランディ・ウェーバーによる梧桐の狙撃を阻止する事が出来た。
脅威は排除した…梧桐を狙う者はもう居ないはずだった…。
しかし…安堵した玲二の耳に、聞こえるはずの無い2発目の銃声が轟く…。
会議室のガラスに穿たれる弾痕。突然の銃撃を裏切りと解した梧桐はまたも激昂する。
一触即発の空気となった。首謀者ワイズメル、彼こそが全ての陰謀の黒幕だと梧桐とマグワイヤに静かに告げるクロウディア。
彼女の示したインフェルノ流の“落とし前”により、事態は収束したかに見えた…。
だが、玲二の疑念は、消えはしなかった…。誰にも当たらなかった疑惑の銃弾…。一体誰が…?
玲二の脳裏で再びエレンの幻影が踊る…。
以上公式のあらすじ。
お話としては、疑惑の銃弾に一触即発になるも、クロウディアがワイズメルをその場で射殺する事で切り抜け、
全てはワイズメルの謀であった、と当初のクロウディアの計画通りになり、彼女はまたのし上がる。
その一方で、疑惑の銃弾の意図「殺す殺さないは問題でなく、その場にいるものを疑心暗鬼にさせる」と考えていた玲二だが、
エレンが生きていると思いたくない、キャルを解放したいという思いから、それを無理くりワイズメルの謀と納得していた。
だが、裏で暗躍するサイスはさらにカードを切る。ホテルでの梧桐組構成員殺害をさも玲二がやったような写真を見せる。
全てはクロウディアの差し金であったと理解した梧桐組は……。ってところで引っぱった。
のだが、これがまた見事な話の流れで、劇中的に続いていた梧桐組の一件は、一応落ち着きを取り戻したと見せながら、
視聴者的にまったくそうではなく、ついにサイスが表立って動き出した事で、これからの波乱を予感させる。
またこれら組織の話は今回のメインでなく、疑惑の銃弾とサイスの陰謀の間に入る、玲二とキャルの話に上手くつなげているのが上手い。
疑惑の銃弾に疑問を感じながらも、キャルを解放したい玲二は、
一応の落ち着きを見た事で元の世界に戻ってもらいたいと思いながらも、彼女との時間が幸せ過ぎてはなれられない。
しかし、自分の側においている限り、ヒットマンとしての成果をインフェルノに見せなければならないし、殺しをさせてしまう事になる。
「このままでいいのか?」と自問し苦悩する玲二に、キャルは玲二の助手になりたいと言う。
一度人を殺したらもう戻れない。壊れてしまった自分のようになりたいのかと玲二は諭すのだが、
キャルは玲二と一緒に居たい、それだけなのだ。自分も玲二の居る世界に行けばずっと一緒に居られる。
頭の良いキャルは、玲二が無駄に人を殺さない、殺しを続ける事を苦悩している事を見抜いていた。
そんな玲二だから、また、何も出来ない自分は玲二の側なら何か出来ると思っての事だった。
玲二はキャルが何にでもなれるしどこへでも行けると諭しながらも気付く、本当は自分がキャルの居る所へ戻りたいのだと。
そしてキャルが玲二の居る場所へ行くというのを制し、自分がキャルの所へきっと戻ってくると決意する。
全てを失った男が、また守るべきものを見つけた瞬間だった。
上記が疑惑の銃弾の後に入り、その後にサイスの陰謀へ繋がる。
せっかく一筋の光を見た玲二に、また影が落とされそうな予感をさせる展開。これが見事だ。
どうしたって玲二が上手くいきそうもない感じがするもの。希望の後に不安を見せて引っぱる。
これで次が気にならない方がおかしい。
また、新章に突入してからの、インフェルノ、クロウディアと梧桐組、玲二とキャル、サイスとエレンという、
ゆるーく繋がりを持たせていた各個が、いつのまにか、かなり密接してきているのもおもしろい。
そろそろまた、話がゴロンと大きく動き出しそうな予感を感じさせてくれる。この辺の話の組み上がり方は実に上手い。
次回はついに玲二とエレンが対面するらしく、もう一波乱ありそうで目が離せない。
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