(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

GOSICK-ゴシック- 第19話 薔薇色の人生は新雪に埋もれる

2011年06月07日 | 視聴済アニメごった煮
やっと最終章の始まりか。

 そんな今回のお話は…
 ソヴュールに来てはじめての雪にはしゃぐ一弥は、ヴィクトリカにプレゼントを買うためソヴレムに向かう。
 そこでは、舞台『ソヴレムの青い薔薇』が上演されようとしていた。かつてコルデリアが、踊り子として舞台に上がっていた場所でもある劇場”ファントム”。
 ヴィクトリカ誕生の秘密が、母・コルデリアの過去と共に幕を開ける――。
 以上公式のあらすじ。

 お話としてはあらすじにある通り、ヴィクトリカ生誕秘話とコルデリアの過去の紹介、そして最終章へのプロローグといったところ。基本的にはコルデリアの過去を追って見せている。
 まぁ正直な所、上記一文で事足りるような内容で、途中もうすぐ勃発する第二次大戦のためは離れてしまうこととなるヴィクトリカと久城を象徴するようなシーンとかもあったけれど、これまで特にこのふたりに感情移入するわけでもなかった自分としては、もういいから話進めたら?と思わずにはいられなかった。
 メインである所のコルデリアの過去も、さして「な、なんだってーっ!」というようなこともなく、こういう流れだったんだなぁ程度であった。
 コルデリアの悲痛の叫びは聞いていて気持ちのいいものではないし、まぁ不幸な出来事としてはそれが上手くハマってはいたけれど、特にコルデリアにしてもヴィクトリカにしても、可哀想とか不遇な境遇に感情移入するでもなく淡々と流れていった。
 コルデリアの叫び声がとても苦しげで、ブロワ公爵の人を人と思わないような残虐性を物語るのはいいものの、今回のお話として、その叫びくらいしか印象に残っていないってのはどうなんだろうな。

 とまぁ相変わらず書くことのないお話であった。
 だが、最後の謎はソヴュール王国の王女が謎の死を遂げた事件の解明ということで、これまでにない大きな謎はどんなもので、どう混沌の再構成をしてくれるのかは楽しみではある。
 しかしなんだな。一本分のアニメとしては随分物足りないなー。ホント書くことねぇ。だが感じて想う所がなければ感想を書こうにも書けんというもので、せめてこの最終章はもうちょっとなんとかしていただきたいものだ。