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金継ぎ

2022-03-02 |  (検索&メモ)
※金継ぎ
金継ぎで欠けを直したもの。金継ぎ(きんつぎ)は、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。

※金継ぎは、通常5つのステップからなる。
破片の接着:漆そのままでは、塗った直後の接着力がないため、小麦粉を漆と水で練った麦漆を塗って接着し固化させる。
欠けの埋め:漆を厚塗りすると乾きが遅く、縮んで表面が平滑にならない為、漆に米粒・刻苧(こくそ)綿・木粉を混ぜ加水した刻苧漆で欠けた部分を埋める。
凹凸の埋め:漆に砥の粉と水を加えて練った錆漆を割れに沿って塗布し、乾燥した後ヤスリ等で削って平坦にする。
下地作り:金粉の発色をよくするため、弁柄(べんがら)漆を割れ目に沿って塗布する。
金粉撒き:特に地色が明るい場合は、継ぎ目が割れ目に溜まった汚れのように見える場合があるので、上から金または銀、白金などの金属粉を撒いて磨き、修復部分を美しく装飾する。 銀を用いた直しを銀継ぎ、白金を用いた直しを白金継ぎとも呼ぶ。
金継ぎに取りかかる前は、器と破片を洗ってよく乾かすことも肝要である。破片が失われている場合など、欠損の穴埋めとして異なる器の陶片を用いて継ぐことを「呼び継ぎ」と言う。
修復された器の継ぎ目を景色と呼び、破損前とは異なる趣を鑑賞することができる。

岡田喜秋

2022-03-02 |  (検索&メモ)
※岡田喜秋(おかだ きしゅう)
紀行作家。本名は「よしあき」。1947年に日本交通公社へ入社。月刊誌『旅』編集記者を務め、日本各地を取材して数多くの紀行文や記事を執筆。1959年から1971年までの12年間は『旅』編集長。退職後、1983年から1999年まで、横浜商科大学教授。
<主な著書>
『こころの山 こころの旅』(千代田書院、1953年)
『秘められた旅路 ローカル線をめぐる』(万紀書房、1956年)
『作家と風土』(築地書館、1956年)
『山の奥岬の果て』(創元社、1958年)
『週末旅行 秋の旅路を探る』(東京創元社、1958年)
『山の讃歌』(朋文堂、1959年)
『日本の秘境』(創元社、1960年)
『若い日の旅路』(青春出版社(青春新書)、1961年)
『思索の旅路』(大和書房、1966年、のち中公文庫)
『日本の旅情』(中日新聞東京本社東京新聞出版局、1968年)
『秘話ある山河』(日本交通公社、1970年、のち平凡社ライブラリー)
『旅と人生の出会い』(大和書房、1972年)
『自然と旅の原点』(PHP研究所、1972年)
『青春の山想 山岳名著シリーズ』(二見書房、1974年)
『山村を歩く』(河出書房新社、1974年、のち河出文庫)
『旅について』(講談社現代新書、1975年)
『空と大地の黙示 作家と風土』(西澤書店、1976年)
『旅の発見』(玉川大学出版会、1977年)
『よろこびの山 かなしみの山』(知性社、1977年)
『すべてふるさと』(中央公論社、1977年、のち中公文庫)
『私の文章作法』(ぎょうせい、1978年)
『旅に出る日』(中央公論社中公文庫、1979年)
『旅の木の実』(文化出版局、1981年)
『旅するこころ』(講談社文庫、1981年)
『心にふれあう自然』(文化出版局、1981年)
『旅情を感じるとき 岡田喜秋旅の発見』(河出書房新社、1982年)
『山里にひかれて』(河出書房新社、1983年)
『岡田喜秋 旅情百景』(河出書房新社、1983年)
『旅情百景』(河出書房、1983年、のち河出文庫)
『心にのこる風景』(河出書房新社。1984年)
『旅する作家たち』(牧羊社、1986年)
『町並み 歴史・美術ガイド』(みずうみ書房、1986年)
『橋づくし 歴史・美術ガイド』(みずうみ書房、1987年)
『性人秘仏 歴史・美術ガイド』(みずうみ書房、1987年)
『旅のあとさき』(牧羊社、1988年)
『旅人・曽良と芭蕉』(河出書房新社、1991年)
『歴史のなかの旅人たち』(玉川大学出版部、1992年)
『よみがえる旅心』(日本文芸社、1992年)
『木を見て森を知る』(講談社、1994年)
『旅に学ぶ』(玉川大学出版部、1996年)
『旅する愉しみ』(ほるぷ出版、1998年)【第24回交通図書賞受賞】
『自然に学ぶ』(玉川大学出版部、2001年)
『雪舟の旅路』(秀作社出版、2002年)
『人生の旅人・啄木』(秀作社出版、2012年)
『旅に生きて八十八年』(河出書房新社、2014年)

枡野俊明

2022-03-02 |  (検索&メモ)
※枡野俊明(ますの しゅんみょう)
日本の僧侶、作庭家、日本造園設計代表、多摩美術大学教授、ブリティッシュコロンビア大学特別教授。2006年「ニューズウィーク」日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。