~風の時代*Ou.kaする~

スタッフ風花の〈引継ぎ〉日記

『毛』で“美を引き出す”ことが仕事です♪

2011-08-22 | ☆ヘアコーディネーター
よく、メイクでも何でも「足す、引く」「プラス、マイナス」と言う言葉を
使ったりします。

実は私もメイクを何カ所かで習ったりしていました。
化粧品の会社で働かせて頂いた経験もあり、メイクを教えて頂く機会に恵まれていました。

メイクで、その人の美しさを引き出すって、
本当はとっても難しい事だと思っています。だから、プロのメイクって高いのですね。

私のような素人は・・・・メイクは「引く」メイクでないと、
びっくりな顔になってしまいます。 ← いや、元からびっくりな顔なんだろう・・・・

プロのメイクアップアーティストの方は、「足す」のではなく、『引き出している』というところが、
素人との違いなのだと感じます。

「足す」と『引き出す』では、全く違うもの。

ただ、「のせている」のではなく、『奥から引き出している』んですね。


私の仕事は、すべて「毛」(ファイバー)を使用しますが、
気をつけていることがあります。

それは、「足したくない」ということ。

これって、一見とても矛盾したように聞こえるのですが、
「毛」を使って、『足す』のではなく、『引き出す』ことが私の仕事なのです。

「アレンジつけまつげ」も、実は、それ自体は目立たなくし、
  
『いかに、目(瞳)が美しく見えるか』

が重要だと考えています。


つまり、私の作る物は、あくまでも「サイド」的であり、脇役でしかありません。
それ自体が目立ってはいけないのです。

ヘアジュエリー『Ou.ka』も、もちろん同じです。

「ファイバー」を使いながら、『足す』のではなく『引き出す』。
目立たせるのではなく、いかに「同化」させるか。


私の考えているものは、すべて、


『つけるご本人が最高に輝くため』 『つけるご本人の“最大限の美”を引き出すため』


このことだけを考えて作ります。主役はヘアジュエリーではなく、つけるご本人なのです。



実は、私、面白い特技?がありまして
目の前の女性の、「最高に美しい姿」をイメージできます。(浮かびます)

それは、「着飾った姿」ではなく、「引き出された美しい姿」なのです。


なので、「アレンジつけまつげ」も、
その、「イメージの中でで引き出された美しさ」が『再現』されることだけを考え、つくっているのです。


これから始めるヘアジュエリーも、同じです。

私が「毛」に執着するのは、私は「毛」は女性の『鍵』であるとはっきりわかったからです。

毛で悩まれている女性、不器用で自分の髪を操れない女性(私です・・・)、
「毛」のコンプレックスをなくし、自信をもって女性を謳歌できる。

それが目指すものです。



幼い頃からの「毛」への尋常ではない熱い思いを、

形にしていきたいと思います。表現していこうと思います。


これが、ヘアコーディネーターである私の仕事だと思っています。



私は「毛」で、“女性の最大限の美”を、引き出します。






いつもどうもありがとうございます
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