a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

台風、沖縄、はらっぱ。

2014-08-01 00:24:04 | 旅公演
さて、
沖縄に来ています。

東京、出会いのフォーラムでの公演は、
満席に近い状態で、
大変満足、な出演者たちでした。



劇団としては初めて参加する、
沖縄児童青少年演劇国際フェスティバルです。
出発直前に台風でフェリーが怪しいとのことで、
急きょ、もろもろ道具をカットして、
航空便で運びました。

おかげで、なんとか、
上演には支障はなさそうです。
これも、ものすごい量のステージ数の中、
フェスのスタッフの皆さんの努力のおかげです。

児演協のワークショップのために来日しているパレスチナの人たちとも合流し、
ビューンと来ました。



初日はレセプションパーティーもあり、
国際フェスの雰囲気を味わい、
会場もいたるところですれ違います。



明日は仕込み。
あさってが公演です。
まだまだ、席には余裕があるようです。
この機会にぜひ、東京演劇アンサンブルの公演に足をお運びいただければと思います。

沖縄にお知り合いのいるみなさん、
ぜひぜひ、ご紹介くださいませー!!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


2014年8月2日(土) 13時開演/17時開演
沖縄県立博物館・美術館 講堂

(ゆいレール/路線バス おもろまち駅前下車徒歩10分)
チケット 2,500円均一 セット券は5枚で5000円 5作品×1枚でも、1作品×5枚でも、自由に組み合わせられますので!!
全席自由
※フェスティバルチケットセンターではセット券などございますの で、直接お問い合わせください。
2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ

2014年8月9日(土)11 時半開演
喜多方プラザ文化センター・小ホール

(JR喜多方駅下車 徒歩18分)
チケット FreePass 4,000 円 / 1 公演券 1,000 円 / 回数券(5 枚綴り) 4,000 円
全席自由
喜多方発 21 世紀シアター 2014 年8月9日(日)


昨年上演の超ダイジェスト版です。
ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PfGU1xKSSZ0&feature=player_detailpage
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5月は、トラゴロウ―!!

2014-05-09 23:13:28 | 旅公演


東京演劇アンサンブル こどもの劇場公演
目をさませトラゴロウ

作=小沢正
脚本・演出=広渡常敏
音楽=林光

いよいよ明日から旅公演スタート。
今日は劇団で、最後の稽古。
ゲネプロでしたー。

ちょっとしたゲストの皆さん、
小さなお子さんもいて、
笑ったり―!!
泣いたり―!!

トラゴロウは、
劇団みんな大好き!!
ホント、楽しい舞台です。

ゲネプロ写真で、
ちょっと舞台のご紹介を。

下記の日程で上演しております。
ご興味ある方は、ご一報を―。

akira@tee.co.jp


5/10(土)17:30 愛知県・一宮市民会館  主催:一宮おやこ劇場ほか
5/11(日)18:30 愛知県・知多市勤労文化会館  主催:知多市やまももおやこ劇場
5/24(土)18:00 神奈川県・横須賀市文化会館  主催:横須賀おやこ劇場
5/25(日)14:30 神奈川県・幸文化センター  主催:かわさきおやこ劇場連絡協議会
5/26(月)17:00 神奈川県・幸文化センター  主催:かわさきおやこ劇場連絡協議会
5/29(木)18:30 神奈川県・エポックなかはら  主催:かわさきおやこ劇場連絡協議会
5/30(金)17:30 神奈川県・エポックなかはら  主催:かわさきおやこ劇場連絡協議会
5/31(土)17:30 愛知県・幸田町民会館 さくらホール 主催:岡崎おやこ劇場
6/1(日)16:00 愛知県・長久手市文化の家 森のホール  主催:長久手市文化の家



見よ、この凛々しい姿を。



猟師は松下重人。
もうキュートで、楽しんじゃってます。



悪いトラゴロウです。喫煙中。



クマ=篠澤寿樹。
今回からの新メンバーです。



さち、美人だよね、きつね。



煙の中から、ハチミツではなく、ミツバチでした。



走ってます。



孤高の前足。



大好物はリンゴ。
さる=渡邉みゆき。



ウサギ=正木ひかり。



からす=洪美玉



りす=冨山小枝。
若い小動物を牽引します。



この作品の名場面!!
ほかほかほかー、ふわふわふわの、
にくまんじゅうー!!



このシーンは、実際にはありません……。



猟師同様キュートなおかみさんは、奈須弘子。



このシリーズから参加のだちょう=小山えみ。



だちょうのひな=山智子



えっと…・・サーカスの動物たち。
ライオンとシマウマと、なんか……。
左から、小山えみ、篠原祐哉、雨宮大夢、本多弘典。



これまだ新メンバー。
悪い男・サーカスの団長=志賀優寛。
春からの新劇団員です。


全員紹介しきれてませんが、
こんなメンバーでツアーが始まりますー。
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2013年12月18日 呉市立広南中学校

2013-12-19 16:45:20 | 旅公演


こちらは、小学校との合同開催。
ワークショップ時から参加しいるので、
歌なども一緒。
こういうパターンは楽しみ。
校長先生が、昨年度に前任校で応募してくれたのが阿賀中学校。
移動となって、追加公演にあわてて応募してくれた。
そういうことも、なんだがとっても嬉しいのです。



到着すると、たくさんの先生たち。
荷下ろしがあっという間だったし、
ほかの仕事も進めやすく、ほんとに助かりました。
昨日書いたように、ワークショップメンバーもいたおかけで、
前日仕込みが、考えていたよりも1時間以上早く終わった。
スバラシイー。



小学生が130人くらい、中学生が80人くらい、
地域の方々が100人くらい。
良い感じで入っています。
開演。
小学生と中学生が一緒に観る空間は、けっこう好き。
最初、暗闇になったことで騒ぎだす小学生。
スライドが流れ、さらにざわめきが増す。
音楽とともにフェードイン。
ジョバンニが舞台に立ち、歌い始める。
すると、騒がしかった客席が静かになる。
周辺に影たちがいることが分かり始めると、
怖くなってくるのだろう、だんだんわざと笑うようになってくる。
影の動き一つ一つに、カラ元気の笑いがかぶさる。
こうなってくると集団の力。
最前列の低学年の子どもたちは、
まるでコメディでも見ているように大きな声で笑っている。
しかし、
次のジョバンニのソロ、「影のうた」になると、
また、スーッと静かになる。
“影”が何者なのか、知りたいのだ。
だから、歌に耳を傾ける。
こうやって、オープニングから、
空間そのものが劇場として変化している事を実感する。
特に小学1年生から、ほんとうに地域の年配のみなさままで、
幅の広い年齢層の中でも、
きちんと芝居が沁み渡っていくのを実感する。





児童・生徒の参加部分も、
短い練習時間にもかかわらず、
歌も振りもバッチリ。
ちょっと油断して、芝居見入っていたけど、
それもご愛敬。
そして、サプライズでお願いしていた「プリオシンのうた」、
けっこう先生方が練習してくれていたようで、
それもまた、うれしかった。





その良い流れのまま、舞台は進んでいった。
鳥捕りが捕獲し損ねて取りが客席に捕獲されたけれど、
それもまぁ、ご愛敬。
とにかく先生たちも一緒に、
好奇心を持って同じ空間にいる。
学校での公演の成功の秘訣は、
そこにある。
そんな空気が漂っているのが、良いなーと思った。
生徒代表挨拶も、
そんな、愛嬌のあるあいさつで、
こっちもがニヤケてしまうよー。





最初にある絵は、
中学校の美術の先生が、仕込みを見ながら書いてくれたもの。
いやー、上手。
こういう何げないプレゼントは、やっぱりうれしいなー。
あっという間の3ステージ。
短い時間の準備でたいへんだった思うけど、
どこの子どもたちも、しっかり歌を覚えていてくれました。
来年度は、福島、山形、栃木、群馬、埼玉でーす。
ただいま募集中。
ぜひ、学校関係の方々、気になりましたら『銀河鉄道の夜』、
一緒に幻想四次元の旅する空間を創出しましょう。






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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
全席自由

チケットのお申し込みはこちらから
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html
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2013年12月17日  山口大学教育学部附属山口中学校

2013-12-18 11:10:06 | 旅公演


長門での公演を終えて、移動。
夕方着から、全仕込み。
なかなか制約の多い学校で、
戸惑うことが多い。
生徒たちは、放課後に自主的に残って、結構いろいろお手伝いをしてくれる。
たいへん助かりました。

ここの体育館はけっこうかかるかな、と思っていたが、
予定よりも早く仕込終了。
なるほど、ワークショップ組で参加している若い劇団員が、
研究生との差があることを実感する。
きちんと1年、2年と、
それぞれ経験しているのだな、と思う。



少し小ぶりな体育館で、
生徒たちでぎっしり。
寒い冬の体育館公演、人のあたたかさを感じながらというのも、
悪くはない。
おかげで、比較的マシな日で良かった。
開演前のリハーサルも、
時間的余裕があったので、
声が出るように、いろいろ考えてやってたおかげで、
いい感じ。



開演すると、
生徒たちは昨日の小学校とはまた違った感じで、
生真面目に舞台を観る。
笑ったら悪いな、とか、多少遠慮もあるのかな、と。
本当に笑うようになってきたのは、2幕から。
参加の部分も、
多少気恥ずかしさはあれど、
がんばってやってました。



終演後のあたたかい拍手と、
生徒代表のあいさつは良かったー。
用意された言葉ではなく、
ナマの、生きた言葉をいただきました。





バラシの方も、休み時間を利用して手伝ってくれました。
素直で、勘の良い子たちが多かったかな。
これまたおかげで、予定より少し早く出発できました。
ありがたや、ありがたやー。
一路、呉へ。





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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
全席自由

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2013年12月16日  長門市立神田小学校

2013-12-17 09:44:35 | 旅公演


1週間あけて、追加公演。
こんなにすぐの追加公演ははじめて。
陸路の移動では、さすがに山口県は遠く、
大阪南港よりフェリー。
で、
新門司港から一路学校へ。
ワークショップ組も合流し、
翌日の午前開演に備え、
全仕込み。
イントレバージョンです。



小学生全校児童で24名。
海沿いの小さな学校、大きな体育館。
朝、学校に行くと、子どもたちが大はしゃぎで手を振ってくる。
俺は出ないけどね……。
入場してきたら、あっという間。
なので、たっぷり公演前のリハーサル。
のびのびしていて、元気でかわいい。
6年生は、ちょっと照れてたかな。





隣の小学校から6年生と、
ご近所の方々、保育園の子ども、
100人くらいかな。
開演の音楽が聴こえると、
静寂。
すごい集中力。
見逃さまいとして、舞台上の一挙手一投足に食い入るように見つめる。
演劇を見るのが初めての子たちばかり。
どう、反応していいのか、とか、
息をしてもいいのか、とか、
そんなこともわからなくなってるのでは?
と、つい思っちゃうような客席。
いい空間だ。





自分たちの出番もしっかり。
大きな声が出ていて、
みんな真剣。
祝祭性そのものが創出される。

2幕も緊張感が途切れることなく、最後まで。
一瞬、一瞬を見逃さないでいてくれた子どもたちの視線は、
とても暖かく、最後まで好奇心に満ちていた。



バラシをしていると、
給食を終えた子どもたちがパラパラと体育館にやってきた。
昼休みの時間中、結局ほとんど全校児童がお手伝いに。
こういう雰囲気は、どこから生まれるのか?
感じの良い、いい感じの校長先生からか、
学校の雰囲気なのか……。
気持ちの良い子どもたちだったな。



文化庁の巡回公演は、
ほんとに、なかなか自分たちの公演では実現できない、
尊い公演を経験させてくれている。


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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
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2013年12月6日 広島市立阿戸中学校

2013-12-06 19:11:24 | 旅公演


前日仕込、
先生方が待っていてくれて荷下ろし。
トラックが体育館に横付けできず、
ちょっとした坂道。
これが、まぁ、部活の筋トレみたい。
ほんと、助っ人さんたちには助けられました。



小さめの体育館で、
ロープを降ろすのはいつもより時間はかからなかったのですが、
袖が狭いため、
結局それに時間をとられてしまうので、
いつもと同じ時間で前日仕込を終える。



リハーサルでは、
シャイな中学生たち。
なかなか、声が出ない。
ただ、この日は時間に余裕があり、
繰り返し練習できたので、
だんだん声が出てくるようになりました。





70人くらいの全校生徒。
開演すると、静かな客席。
なんというか、
体育館というよりも、まさに小劇場のような空間。
緊張感と集中力、
舞台へのエネルギー。
日々違う空間の創出がおもしろい。
だから、演劇はLIVEの芸術なのだ。
そこにいる人しか、この感覚を味わえない。
思えば、仕込の時や、
休み時間などなど、
ちょくちょくのぞきに来ていた先生たち。
その好奇心は、必ず子どもたちに伝わっている。
ものの見方考え方、
最も大切なものが、きちんと受け継がれている気がする。
その空気が“体育館”を埋めていく。



参加の部分は、
戸惑いと、恥ずかしさとを伴いながら、
一生懸命やってたかな。
ソングとか、
先生たちが心配してたけど、
声、聞こえてましたよー。



先生たちのサプライズキャンドルも、
とっても幻想的で、
ツアーのラストを飾るにふさわしい。
生徒たちも見入っていた。



終演後も、2,3年生がお手伝い。
いろんなところで、交流しながらのバラシ。
先生方が、すごく手伝ってくれたり、
その素直な反応と同様、
子どもたちが喜んでくれている。
感情表現は上手じゃないかもしれないけど、
喜んでくれた感じは、
伝わってきましたよー。





とりあえず、
これで今年の文化庁ツアーはおしまい。
再来週には、追加公演がありますが…。



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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
全席自由

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2013年12月5日 広島市立船越中学校

2013-12-06 11:28:23 | 旅公演


呉から移動して、
長-い坂の上にある学校。
夜学校に到着すると、
先生方と、たくさんのPTAの方が待っていてくれる!!
着くなり、ガンガン荷下ろしを始める。
旅も終盤、こういうお手伝いは本当にありがたい。



全校生徒で200人チョイ。
体育館に対して、ちょっと少なめ。
子どもたちが振りやソングが恥ずかしいらしく、
ちょっとシャイなリハーサル。
考えたら、この学校も午前中テストで、
授業やって、
午後から観劇だから、切り替えもなかなかだよね。



ざわざわしていた客席も、
開演すると静かになるが、
芝居の進行とともにざわざわした感じ。
昨日の学校とちょっと似ているが、
少し都会の学校というか、
街の学校の中学生の反応。
特に、キャンドルサービスの時に先生たちの参加を見つけると、
大騒ぎ。
盛り上がってると言えば、そうなのだが、
“観る”ということに 慣れていない気がする。
それでも特に前半は、
自分たちの参加部分もあり、
緊張してみていた。





参加部分では、
照れながらも、振りもしっかりやってくれて、
一安心。
キャンドル以後は、
落ち着いて観てくれて、
舞台でやられていることへの反応も良く、
気持ちの良い空間になっていった。





終演後のバラシでは、2年生が手伝ってくれたが、
これもたくさんだったので、たいへん助かりました。
後半は残れる人は、ということで何人かが残ってくれて、
この子たちが人懐っこく、
なんだか良いなー、と。
校長先生ともそういった感想などを話しました。
この校長先生が、はっきり、まっすぐ、大きく、
みたいな感じで、
話していて楽しくなっちゃいました。
きっと、その感じが、学校に緩やかに浸透しているのかな、と思いました。




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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
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2013年12月4日 呉市立阿賀中学校

2013-12-05 19:43:04 | 旅公演


前日仕込の日、
午前中に、急きょ決まった追加公演のワークショップに行ってきました。
実は、この文化庁公演、申し込みは前年度のうちにするのですが、
阿賀中学校にいた教頭先生が申し込んだ後、
今年度転勤となり、広南中学校の校長先生になりました。
ということで、
追加公演ですぐ、手を挙げてくれたそうです。



仕込が平日の昼からだったのですが、
試験中にもかかわらず、
荷降ろしを手伝ってくれましたー。
明日も試験だというのにー。
とっても感じが良く、
しっかりしたお手伝い。



開演前のリハーサルで、
生徒たちから歌う声が聞こえない。
練習はしてくれてたのだろうか……?
素直な子たちなだけに不安。
リハーサル担当の研究生たちが、必死にあおると、
ようやく少しずつだが、声が出るように。
ちょっと、ほっとして、開演。



開演、暗くなる。
すると、客席がわく。
ちょうどツアー最初の中学生のような感じ。
ちょっと幼い反応かな。
その反応の仕方は、終始ありました。
舞台の動きに対しての反応なので、
特に問題はないのですが、
時々冷やかしめいたものもあり、
少し気になりました
が、
これも芝居を邪魔するのではなく、
すべてリアクション。
ある意味エキサイティングな空間とも言える。



生徒参加部分も、
リハーサルよりは声が出てたし、
振付は、なかなかの出来だったと思う。
考えてみれば、ラストまでしっかり見ていた。
リアクションもそうだった。
十分芝居を楽しんでくれたんだな、と思う。





バラシも、
たくさんの子たちが手伝ってくれました。
そして、文化庁公演ではお久しぶりの座談会。
生徒会のメンバーと。
伝統的に生徒会が演劇をやっているとか。
大人びた質問が多かったそうな。
技術的なことも聞かれていたようでした。
無邪気な子どもたちに見送られて、
再び広島へ向かいましたー。





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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
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2013年12月2日(月) 安芸高田市立八千代中学校

2013-12-03 10:26:27 | 旅公演


今日から広島シリーズ。
小高い場所に立つ中学校。
日曜日にもかかわらず、
先生、PTA、それに生徒会長が荷降ろしを手伝ってくれる。
のどかな雰囲気。
空気はきれい、だけど、寒い―。
そう、体育館公演なのである。

大きい体育館。
生徒は100人足らず。
朝、学校につくと、靄っていて、
ほんとに遠くは全く見えない。
冬の朝。
懸命に体育館をストーブであたためる。
体育館のサイズには合わないけど、
とにかくないよりはましだ。



中学生が70名くらい。
観劇だけの小学生が40名くらい。
客席には先生方やPTAの方々を合わせて150名足らずだろうか。
三次のおやこ劇場からも3人ほど。
児演協の公演『空の村号』を取組んでくれたので、
なんだか親近感。
ソングの参加部分は、
今までで、一番シャイかな。



開演すると、静寂。
このシリーズで一番の静かな空間。
シャイでまじめな子どもたちが、ぐっと舞台を観る。
小学生も、その雰囲気にのまれたというか、
なじんだというか、
から元気も、おふざけもなし。
ちょっと背伸びした空間に身を預ける。
中学生たちは、
ソング参加の部分は精一杯。
振りも一生懸命だったしね。



その後も、
空間に緊張感が存在し、
最後まで集中して観てくれていた。
演じる側も、観る側も、
最後まで緊張感のある舞台だった。
見慣れてないこともあるのかもしれないけど、
彼らが真剣だったことが、うれしい。
観に来てくれた三次おやこの人が、
自分のこどもの中学校にも見せたい、
と言ってくれた。
やたっ!





バラシもまじめ。
みんな熱心に手伝ってくれる。
おかげでいつもより早く終えることができた。
ありがたい。
そうそう、そう言えば、
静かだった理由の一つに、
寒かったから……というのもありました。
そりゃそうだよなー。
けれど、やはりそれ以上の意味ある空間があったように思う。



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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
全席自由

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2013年11月29日 周南市立櫛浜小学校

2013-11-30 09:52:01 | 旅公演


島での公演を終え、フェリーで徳山港。
そのまま櫛浜小学校に移動。
マイクロバス、バン、
4tトラックに、7tトラック。
なんだか大劇団の大移動ツアーみたい。

テックス体育館なので、イントレ仕込。
なんというか、
島での公演の効果か、
ミーティングの効果か、
若手が一生懸命動いている。

担当の先生たちが手伝ってくれて、
しばらく仕込の様子を見ていると、
「この仕込も芸術ですねー。
誰も指示出していないのに、
見事に調和の取れた動きで、無駄がない。
変更に対しても臨機応変で、対応が早い」
と言ってくれて、
これは、結構うれしいなー、と。



小学校にしては、割と大きめなのだが、
児童数も400人を越すので、けっこういっぱい。
会場に入ってくるなりちょっとした興奮状態。
いつもの体育館が、いつもの体育館じゃない。
イントレでの仕込は、さらにその要素が増す感じ。
もう、明るく、元気な子どもたちは
リハーサルから大きな声で歌っている。

開演すると、
なんと言うか、
いかにも小学生らしい反応。
いや、ほんと暗くなって喜ぶし、
何より、影たちが怖い低学年の子たちは、
から元気を発揮する。
必要以上に笑って、怖さを紛らしているよう。
だから、どんな動きにも反応する。
先生たちが、ちょっと騒ぎすぎて気にしていたようだが、
なになに、
舞台を観ての反応だから、
これはこれで、おもしろい。
俳優は少し客席を意識して、
セリフを押し出すようにしたり、
間を取ったりして、
そこに、また、LIVEな面白さが生まれてくる。



ジョバンニやカンパネルラが、
客席の後ろに向かって、
「あれは?」とか、
「ほら!」とか言うと、
すぐ、振りむいて、目でその先を追う。
何もないのに、
どうやら、何かを発見したようだ。
口々に、その大発見を呟きだす。
圧巻は、プリオシン海岸で、
2人が砂が光っているのを発見するところ。
舞台前でしゃがんで下を見るのだが、
なんと、
前の方の席の子たちは、全員立ち上がって、
同じように覗き込んでいる。
彼らには、光る砂は見えたろうか?



休憩時に、校長先生が、
もう少し静かに見るように、
と話をして、
2幕は少しおさまった感じ。
ま、ほんの少しだけ、ね。



カーテンコールで、語り手役の重さんが、
「1幕と2幕、雰囲気が変わったよね。
何が違ったか、考えてみてね」
というような話をしたけど、
彼らは、それぞれの年齢で、
どう感じ、どう考えただろうか。
そんな興味も、尽きることはない。



とにかく、担当の先生がとっても感じよく、
一番無邪気に喜んでくれて、
それが子どもたちに浸透している感じ。
学校全体の雰囲気が明るくて、
気持ちの良い公演となりました。

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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
全席自由

チケットのお申し込みはこちらから
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html
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