
前日仕込、
先生方が待っていてくれて荷下ろし。
トラックが体育館に横付けできず、
ちょっとした坂道。
これが、まぁ、部活の筋トレみたい。
ほんと、助っ人さんたちには助けられました。

小さめの体育館で、
ロープを降ろすのはいつもより時間はかからなかったのですが、
袖が狭いため、
結局それに時間をとられてしまうので、
いつもと同じ時間で前日仕込を終える。

リハーサルでは、
シャイな中学生たち。
なかなか、声が出ない。
ただ、この日は時間に余裕があり、
繰り返し練習できたので、
だんだん声が出てくるようになりました。


70人くらいの全校生徒。
開演すると、静かな客席。
なんというか、
体育館というよりも、まさに小劇場のような空間。
緊張感と集中力、
舞台へのエネルギー。
日々違う空間の創出がおもしろい。
だから、演劇はLIVEの芸術なのだ。
そこにいる人しか、この感覚を味わえない。
思えば、仕込の時や、
休み時間などなど、
ちょくちょくのぞきに来ていた先生たち。
その好奇心は、必ず子どもたちに伝わっている。
ものの見方考え方、
最も大切なものが、きちんと受け継がれている気がする。
その空気が“体育館”を埋めていく。

参加の部分は、
戸惑いと、恥ずかしさとを伴いながら、
一生懸命やってたかな。
ソングとか、
先生たちが心配してたけど、
声、聞こえてましたよー。

先生たちのサプライズキャンドルも、
とっても幻想的で、
ツアーのラストを飾るにふさわしい。
生徒たちも見入っていた。

終演後も、2,3年生がお手伝い。
いろんなところで、交流しながらのバラシ。
先生方が、すごく手伝ってくれたり、
その素直な反応と同様、
子どもたちが喜んでくれている。
感情表現は上手じゃないかもしれないけど、
喜んでくれた感じは、
伝わってきましたよー。


とりあえず、
これで今年の文化庁ツアーはおしまい。
再来週には、追加公演がありますが…。

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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜
作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光
12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時
前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円
ブレヒトの芝居小屋
全席自由
チケットのお申し込みはこちらから
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html
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