a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

2013年12月6日 広島市立阿戸中学校

2013-12-06 19:11:24 | 旅公演


前日仕込、
先生方が待っていてくれて荷下ろし。
トラックが体育館に横付けできず、
ちょっとした坂道。
これが、まぁ、部活の筋トレみたい。
ほんと、助っ人さんたちには助けられました。



小さめの体育館で、
ロープを降ろすのはいつもより時間はかからなかったのですが、
袖が狭いため、
結局それに時間をとられてしまうので、
いつもと同じ時間で前日仕込を終える。



リハーサルでは、
シャイな中学生たち。
なかなか、声が出ない。
ただ、この日は時間に余裕があり、
繰り返し練習できたので、
だんだん声が出てくるようになりました。





70人くらいの全校生徒。
開演すると、静かな客席。
なんというか、
体育館というよりも、まさに小劇場のような空間。
緊張感と集中力、
舞台へのエネルギー。
日々違う空間の創出がおもしろい。
だから、演劇はLIVEの芸術なのだ。
そこにいる人しか、この感覚を味わえない。
思えば、仕込の時や、
休み時間などなど、
ちょくちょくのぞきに来ていた先生たち。
その好奇心は、必ず子どもたちに伝わっている。
ものの見方考え方、
最も大切なものが、きちんと受け継がれている気がする。
その空気が“体育館”を埋めていく。



参加の部分は、
戸惑いと、恥ずかしさとを伴いながら、
一生懸命やってたかな。
ソングとか、
先生たちが心配してたけど、
声、聞こえてましたよー。



先生たちのサプライズキャンドルも、
とっても幻想的で、
ツアーのラストを飾るにふさわしい。
生徒たちも見入っていた。



終演後も、2,3年生がお手伝い。
いろんなところで、交流しながらのバラシ。
先生方が、すごく手伝ってくれたり、
その素直な反応と同様、
子どもたちが喜んでくれている。
感情表現は上手じゃないかもしれないけど、
喜んでくれた感じは、
伝わってきましたよー。





とりあえず、
これで今年の文化庁ツアーはおしまい。
再来週には、追加公演がありますが…。



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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時

前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円

ブレヒトの芝居小屋
全席自由

チケットのお申し込みはこちらから
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html

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