日記調で、長いです、面倒ですが、こんな感じでしか書けないのだ。
簡潔に書いてもいいけど、それはなんだかなぁ、もっと書きたいことが出てきちゃうからできないんだ。
9月2日
9月1日、2日と東京にて父の法話会があった。
それに参加できたらと、2日に東京に向かって聞いてきたのだ。
一番上の兄が東京に住んでいて、彼は2日とも参加しにきていたこともあって、兄にも会えたし、
その法話会でまた色んな久しぶりの人に会ってきた。
ミラーさんとも何年ぶりだったことか、雅哉さんも何年ぶりだろう、あと加藤さんや柳井さん。
皆さん私に直接向き合って話してくれる感じがとても嬉しくてたのしかったな。
その会があった場所が押上駅で、ちょうどね、スカイツリー前駅でもあったのだ。
図らずも観れましたよ。中には入っていないけど。
お昼はなんともだけど、夜はまるでイカのようで、ぴかっぴかっと光ってた。不思議だのう。
父のお話は、そうだな、うーん、こっちはとてもにまにましながら聞いてしまったなぁ。
ちょっと後悔、もっとうーん、こう真剣に聞ければよかったのに。
別に真剣じゃなかったわけでもないんだけど、またもや、わかるぞう、ふむふむなんて思ってしまったんだな、どうも。
そんな自分がちょっと残念だなぁと反省でござる。
けど、そのライブはやっぱり面白かったな、聞く人によって入り方は全く様々で、なんかね、当たり前かもしれないけど、違う人なのね、みんなと思ったよ。
その日はミラーさんちに父と一緒に泊まらせていただいた。
夜、父が先に寝てからもミラーとふたりでミラーさんちのスカイツリーが見える屋上でお酒を呑みながらおしゃべりしたのが、不思議だった。
ミラーさんとも初めてあんなにしゃべったからなぁ。お話することができるんだな、と。
9月3日
翌朝、ごはんをいただき、お茶をいただき、ミラーさんちをあとにし、父と二人、映画を観に出かけた。
ちょうど高倉健さんの「あなたへ」がやっていたので、それを観に行って来た。
父はいつからだっけ、中学生?のころから健さんを映画館で観て来たので、健さんを観たかったのだとか。
私としては、映画どうこうよりも、父とふたり、東京の街中で映画を観たことがなんともじんわりやったのだ。
それでから、鎌倉の雅哉さんのとこへお邪魔した。
雅哉さんは私にとっておじさんで、父にとっては弟さんだ。
私が雅哉さんちへ来たのは記憶の中では小学生のときにひとつ上の兄と二人で来たとき以来だった。
雅哉さんも奥さんの美枝子さんも久しぶりで、なんか空気がとってもほっとするものがあり、とても居心地がよかったな。
美枝子さんの美味しい料理に、雅哉さんのたのしいお話に、うれしかったなぁ。
9月4日
そして、次の日、朝ご飯とお昼ご飯をいただきながらもずっと続く会話にほんわかしながら、雅哉さんちをあとしにて、
父はまた別の人に会いに、私はその東京に住む一番上の兄のところへ。
一緒に同じ方向の電車に乗ってからの、私が一駅先に降りることに。
なんだかね、こう与呂見で親と別れるのとはまた違い、街中で別れるのは無性に切なく不安なものがありまして、
胸にくるのだなぁ、どうもいかんなぁ、んま、与呂見から北九州に帰るときも毎度涙が出ちゃうのだけども、
最近ほんとこういうのつらいなぁ、としみじみ思うたよ。
この親に対してだとかの話をね、京都の兄としみじみ語ったんだ。
とても共感しちゃって困ったね。
んで、この日は東京の兄さんちでお鍋してさ、そこにたんたんも来てくれてさ、うれしかったなぁ、何しろ2年ぶりのたんたんなのだった!!
たんたんと雑魚寝して、しゃべって、
9月5日
起きたときには兄は仕事に出かけており、朝からたんたんと残りのお鍋をつつきながら、散々熱くしゃべっていた。
原発の話から、孤独について、人と話すということについて、とかわからないけど、とにかくとんとんとしゃべり倒した。
そのときに、あ、自分たんたんとしゃべれる!嬉しい!という感じでして、うん、本当にうれしかったな。
そいでお昼から下北沢をぶらぶらしながらだべだべして、終いにカフェに入ってからも何時間かずっとしゃべり通し。
昔のあの与呂見での毎日のこととかね、色んな遊びしたよなあ、とかね。
たのしくてたのしくて、散々笑わせてもらったばい。
んで、お別れしたときもね、あたいはね、別れたあと、1人で歩きながら、ぐっとくるものがあって、
こみあげてくるやつを止めるのに必死だったのだ。
すきだな、って改めて思った。出会えてよかったなぁ。幼なじみで嬉しいのだ。
その夜、また兄の家。
お互いマッサージし合う仲良さ。
別に会話がなくてもいい、なんかとってもいい人。
9月6日
兄さんが先に家を出て、私は洗濯をした。
全部乾いて、部屋の服もきれいにたたんで少しは感謝の気持ちを示したいと思ったのだけど。
通じたかはわからない、けどいいのだ、いい兄貴だ。
その夜、高校の同級生に会う。槙ちゃんだ。
なんだかね、とってもすきなんだ。槙のあの感じ、なんだろうね、んま私のことがすきなんだろうな、私もだけど。
いいもんだなって、へへ。なんてね、へへ。
その夜、京都の兄んちへ。
会ってすぐから、すんごいしゃべってくれる、しゃべらせてくれる、うれしい。
この兄とは多分一番しゃべれる、気兼ねなく。まるで友達。ではないか。
すんごい安心感があるよね。しかもね、私と結構似ている想いを抱いているし、それをまた言ってくれるからね、すんごい共感しちゃうんだべさ。
兄弟って変なの~。
そんな東京の旅。