チーム駿河湾

静岡県水産技術研究所の職員が公私を問わず入手した静岡の海、漁業、海の生き物の旬な情報を発信します。

「駿河湾で水温が上昇」続報-急潮発生に注意

2011年02月14日 | 日記
 先週の暖水波及の続報です。
 2月8日に昇温した駿河湾口東側の妻良の水温は、11日には一旦14℃台に戻ったものの、その後、徐々に昇温し、12日以降17℃になっています。これは、継続して暖水が波及していることを示しています。
 駿河湾奥の内浦の水温は13日になり14℃台から16℃になり、駿河湾に波及した暖水は湾奥まで達しました。今後、17℃まで水温は上がると思われます。
 駿河湾奥西部の由比の水温はまだ、14℃台ですが、今後16~17℃になると思われます。
 過去、駿河湾では、冬季、14℃の湾内に17.5℃の黒潮系暖水が波及し急潮が発生した事例があります。今回は14℃の湾内水に17℃の暖水が波及していますので、過去の急潮事例と近い状況になってきました。
 急潮の発生にご注意ください。

海の環境シンポジウム『海を知ろう』

2011年02月14日 | 日記
 東海大学海洋学部が主催する「海の環境シンポジウム『海を知ろう』」が2月26日(土)に静岡市清水産業・情報プラザで開催されます。下のようなプログラムになってます。

 「海の環境シンポジウム   海を知ろう」
日時 2011年2月26日(土)午前10時~午後4時
会場 静岡市清水産業・情報プラザ 1階ホール、3階会議室、3階研修室
       (所在地:静岡市清水区相生町6番17号)
参加費 無料
対象  どなたでも参加できます。(申込不要)
主催 東海大学海洋学部・教育GP運営委員会
  <プログラム>
● 第一部 (10:00-11:40) (3階研修室)
 大学における環境教育の現状と展望
1.主催者挨拶                   加藤 登(東海大学海洋学部)
2.東海大学海洋学部 「海洋環境士」 資格教育の現状 千賀 康弘(東海大学海洋学部)
3.三重大学 「三重大ブランドの環境人材養成プログラム」 朴 恵淑(三重大学人文学部)
4.東京海洋大学 「海洋観測士」 育成コース  神田 穣太(東京海洋大学海洋観測支援セ)
5.東海大学が目指す環境教育         内田 晴久(東海大学学長室大学評価室)
6.総合討論                 轡田 邦夫(東海大学海洋学部)
● 第二部 (13:00-15:20) 
 海の魅力  (1階ホール)
13:00 海を愛し、海を楽しむ                  林 正道(海洋楽者)
海と生きる静岡の将来展望と環境  (3階研修室)
13:50 国際物流拠点 「清水港」 の展開         篠原 正人(東海大学海洋学部)
14:20 駿河湾深海魚の魅力      長谷川 久志(焼津小川港所属漁船「長兼丸」船長)
14:50 豊かな駿河湾をいつまでも        東海大学海洋学部 学生ポスター紹介
                        佐藤 義夫(東海大学海洋学部)
<同時開催企画> (11:00-16:00) (1階ホール、3階ロビー)
   ・第3回海のフォトコンテスト(人気投票締切15:00、表彰式15:40~)
     一般応募写真から海の環境を考える
   ・魚ロボットが大集合!
     海辺のゴミで作った魚ロボットの展示と操縦実演  林 正道(海洋楽者)
   ・海洋学部学生による研究成果のポスター展示
     各学科・専攻から海の環境に関する発表を選出 (「最優秀ポスター賞」選考)
   ・海洋学部の三保海岸クリーン作戦
     海洋学部の環境サークルE.C.O.と久保田雅久研究室での環境保全活動の紹介
   ・駿河湾の自然をのぞいてみよう
     海洋学部水族応用生態研究会による水生生物の水槽展示
   ・ビー玉を使ったアクセサリー 「海の雫(しずく)」づくり体験

*** 海のシンポジウムに関するお問い合わせ先 ***
東海大学海洋学部
〒424-8610 静岡県静岡市清水区折戸3-20-1 tel 054-334-0411(代)