先に謝っておきます。
ごめんなさい。
実は私、2週間くらい前(?)から右耳の聴力がかなり落ちてます。
以前にもそんなことはあって、 その時は鼻炎なんかのせいで鼓膜の内圧が落ちているってことだったんですが、 最近は花粉症だ、アレルギーだの患者が多くて 耳鼻科に行っても2時間くらい待たされるので、 今回は病院にもいかずにほったらかしてる状況です。
でも片耳が聞こえにくいってのは、単純にそっち側からの音が入りにくいというだけでなくて、例えば仕事場にいれば、人の話し声から電話の音、ラジオの音、エアコンやFAX機の音など、いろんな音が聞き分けられないようにゴッチャになって、 頭が散漫になって物事に集中できないって弊害があるんです。
最近はとにかくいろんな仕事が輻輳してるんで、頭が拒絶反応を起こしてるんじゃないか(単純に言うと“逃げ”ね)と思ってたんですが、今日、ふと思い当たりました。
聖徳太子は7人の話を聞き分けたとかいうらしいですが、おそらく、人間は音が両耳から入ってくるステレオ効果による遠近感で、音(というか、その発信源)を聞き分けてるのではないかと。
それが片耳で遠近感のないモノ音源的な感じになると、いろんな音がフラットに入ってきて聞き分けられなくなるのかな。
してみると、竹内久美子(著書に『浮気人類進化論』『そんなバカな!』など。人間の行動は自分の考えではなく利己的遺伝子に支配されてるという、素敵な説を展開する人です)の言う、シンメトリー(左右対称)な個体の優位性というのも納得できるなあと思った次第。
しかしそうなると、生物学的見地ではなくなるんだけど、原始はミジンコ以下みたいなもんから始まった生き物が、耳を2つシンメトリーに持って音を聞き分けられるような能力を得たということは、単なる突然変異&自然淘汰による進化論だけではくくれない、神のような何者かの意図を感じずにはいられないのです。
(いちお断っておくと、私は宗教の必要性は認めますが、宗教そのものへの信仰はありませんし、原則的には超自然的なものは相手にしてません)。
まあ、そういう能書きを並べておけば、
仕事を怠けていることにも言い訳がたつんじゃないかな。
へっへっへ。
浮気人類進化論―きびしい社会といいかげんな社会 (文春文庫) 竹内 久美子 文藝春秋 詳細を見る |
そんなバカな!―遺伝子と神について (文春文庫) 竹内 久美子 文藝春秋 詳細を見る |