プライムビデオで観たハチャメチャな中華SF「モンストラム/消失世界(原題:怪兽)」。現代の誘拐&バス乗っ取り事件のバスがワームホールで異世界の砂漠へ行ってしまうんだけど、現代の少女誘拐事件と変なエイリアンがいる異世界がどう繋がってるのかがよく分からず(多分個々の事情があるんだろうけど)、ただのトンデモSFになってしまった。モンストラム/消失世界 . . . 本文を読む
プライムビデオで観た英・米・仏・白耳義合作のSF映画「セブン・シスターズ(原題:What Happened to Monday)」。地球が人口過剰によって資源が減少、遺伝子組み換え作物による多生児の増加によって、強制的な人口抑制が行われるようになった世界の話。 日本をはじめとする先進国が少子高齢化問題を抱える原題から考えたら逆にうらやましくなる設定だ。父親役のウィレム・デフォーはお馴染みだけど、欧 . . . 本文を読む
プライムビデオで観たポーランドのSF映画「故障(原題:Jestem Ren=私はレン)」。SFとはいえ、妻が人間そっくりのアンドイドというだけで、未来っぽいシーンは皆無。妻であり息子の母親でもある彼女は、普通に幸せに暮らしてるうちに、徐々に自分の存在に疑念を持ち始める。エンドロール直前には「ママのためのママの物語。ママに贈る」というテロップがでてきた。故障 . . . 本文を読む
プライムビデオで観たフランス・ベルギーの合作コメディ「ホテル・ファデットへようこそ(原題:Bonne pomme=良いリンゴの意??)」。オープニングが陽気なカントリーダンスのシーンだったんで、てっきりこれがホテルのショウなのかと思ったけど、さにあらず。ヒロインは壮年になったカトリーブ・ドヌーブだったけど、アル中でガメつい小さなホテル・ファデットの女主人役。嫌味だけど、根は優しい、という感じだった . . . 本文を読む
そのとき戸外から、今では懐かしい救急車のサイレンが聞こえてきた。怪訝に思ったBが外に出てみると、救急車から降りてくる懐かしいAの姿があった。「A、お前とっくに人工衛星に疎開してたんじゃ…?」。「人工衛星の落下に備えた緊急救護隊に志願したんだよ。怪我人はいるか?」。「妻が飛んできた石が頭に当たって重傷を負ったんだ」。「なに!それは大変だ。息子さんやお母さんは?」「俺同様、ピンピンしてる . . . 本文を読む
人工衛星を空中で自爆させる計画も持ち上がったが、すでに高度がかなり落ちていているので、爆発させると陸地にも甚大な被害が及ぶ。自爆作戦は中止された。空を見上げると、人工衛星の巨大な姿を想像したより近くに見れるようになってきた。Bの周りでは、ヤケになった人々による焼き討ちが始まっていた。どうせ巨大津波で死ぬのなら、家々を焼いて地球のCO2排出量を増やそうと考えた暴徒たちによるものだった。山形の実家に避 . . . 本文を読む
ライムビデオで観たイタリアのコメディ映画「ローマに消えた男(原題:Viva la liberta=自由万歳)」。邦題は「ベニスに死す」と同様に助詞の使い方を間違ってるけど、たぶん「ベニスに死す」に倣って付けたんだろう。物語は左派勢力が強いイタリアの政治で、ある党の党首が失踪したことに始まる。慌てた党幹部は、代理を立てることで混乱を抑えようとする。イタリア映画を観る機会も少なかったけど、これは小気味 . . . 本文を読む
プライムビデオで観たカナダ、アイルランド、イギリス、米国で製作されたドラマ映画。「ルーム(原題もRoom)」。オーストリアで実際に起きた監禁事件を基に書かれた小説が原作なんだそう。日本人には「ルーム」だけじゃ分からんやろうと「戦慄の監禁部屋」なんて邦題をつけられてたら、エロ映画と間違えられるところだった。アブナイアブナイ。監禁されてた母子の脱出成功で話は終わりかと思ったら、そこからが長かった。 . . . 本文を読む
人間が住める環境ではなくなりつつあった地球では、地球圏への移住が計画されていた。地球を一旦無人にして、環境が改善したころに帰ってこようという計画だ。しかし、スペースXが建造に取り掛かってる低軌道人口衛星は収容人数がせいぜい1万人で、人工衛星を複数建造するにしても科学者や宇宙技術者、政府要人などから先に選別しなければならない。地球に残る発展途上国の貧困層の活動によって、期間は100年以上かかると言わ . . . 本文を読む
ライムビデオで観たサスペンス映画「エクスポーズ 暗闇の迷宮(原題:Exposed、元題:Daughter of God)」。「コンスタンティン」など不気味映画にもよく出てる大スター・キアヌ=リーブス主演の不気味映画。正直、主役のキアヌと準主役のヒロインとのつながりがよくわからんと思ったら、監督の当初の構想ではヒロインとその家族を題材にした作品(元題の「Daughter of God」)の予定で、キ . . . 本文を読む
プライムビデオで観たスペイン・フランス合作映画「コールド・スキン(原題もCold Skin)」。パニックホラーの要素はあるけど、出てくるのはゾンビじゃなく謎の水棲生物。なんとなく「<a href=https://blog.goo.ne.jp/taul_nakataney/e/2deacc0e3a2e18c5d21ab46299500d24>シェイプ・オブ・ウォーター</a> . . . 本文を読む
資料の羅列も飽きただろうから、今回からはこれまでの資料を前提に、SF本編に入ってみよう。西暦2050年、日本の人口は9511万人まで減少し、65歳以上の高齢者の割合は約4割近くに登っていた。独居老人の数も多く、これも4割近くに達していた。あたりを見回せばヨボヨボの老人ばかりとなったて、介護従事者の人数が足りなくなる…と思われたが、AI搭載のロボットが要介護者の面倒を見るようになり、介 . . . 本文を読む
プライムビデオで観た「イカルイト(原題もIqaluit/イヌクティトゥット語: ᐃᖃᓗᐃᑦ=カナダのバフィン島南部、フロビッシャー湾の奥に位置する都市)」。劇中の標識にあった“フロビッチャーベイ・シティ”はイカルイトの旧名?1950年代中盤に入って遠距離早期警戒線(DEW)の基地が設置され、建設労働者や軍人などがこの地に移住してくるようになった。主人公の夫もおそらくそういう . . . 本文を読む
これまではちょっと暗い話題が多かったので、今回は2050年の宇宙開発について。ますは現況のニュースから。スターライナーの乗組員(宇宙飛行士)が、滞在予定の1週間を過ぎて1カ月以上、機器の故障によって地球にもどれなくなった、と言っていた。そもそもスターライナーとは何じゃ?といえば、“CST-100 スターライナー”と言って、ボーイング社がNASAの商業乗員輸送開発 (CCDe . . . 本文を読む
プライムビデオで観たアメリカのコメディ映画「メインストリーム(原題もMainstream=主流派)」。2020年の作品らしいけど、痛いくらいに今のネット社会を批判してる。メインストリーム . . . 本文を読む