友だちの「葉室さんは九州・福岡のマイナーな歴史物語を掘り起こしてくれて、感動を覚えます」というアドバイスに感化されて試してみた葉室麟「月神」読了。
モチーフは幕末の筑前尊攘派の実践部隊の中心人物・月形洗蔵と、明治になって集治監建設の調査団として北海道に派遣されたいとこの潔で、前半「月の章」が洗蔵の物語、後半「神の章」が潔の物語。
まあ、洗蔵の方は「福岡なるほどフシギ発見」でも取り上げてるほどの . . . 本文を読む
先日の日曜日、伊都国歴史博物館「伊都学第1回 弥生時代の文字文化〜イト国で最古の石硯を生産〜」受講。
昼飯にのんびりちゃんぽんを食ってたら15分ほど遅刻して、冒頭の肝心な部分(「文字文化」とは関係ないけど)を聞きそびれてしまった。
その聞きそびれてしまったと思われる“肝心”なところの一つ「北部九州以外は従来の考古学で弥生時代年代は決められない」というお話。
昔は「弥生時代」といえば採集経済の . . . 本文を読む