福岡のラーメン屋も1杯千円前後の時代になってしまった。透析病院へは送迎車でいってるんだけど、その通り道に「I双」の支店があって、カプチーノらーめんと称される泡(あぶく)の立った濃厚ラーメンを出している。この店は11時開店なんだけど、土曜日には病院に行く頃の10時には行列ができている。こんな高くてまずいラーメンにわざわざ並ぶかね?と見る度に思ってるんだけど、最近行ったラーメン屋にアビスパ福岡のMF金 . . . 本文を読む
長崎出身者として以前は福岡でもちゃんぽん屋めぐりばかりしてたけど、歳とったせいか、近ごろはうどん屋ばっかり行ってる。もちろん、歳とったらラーメン系の油ものからあっさりうどん系に嗜好が変わるというのもあるだろうけど、物価高というのが最大の要因じゃなかろうか?以前は500円台で食えたちゃんぽんも、近ごろでは700円オーバーがザラ。でも、うどんならなんとか500円前後で食える。同じ小麦が原料なのに、どう . . . 本文を読む
博多駅東の「Tマト333(三味)」で先週の人生初「トマトラーメン」に続いて、今日は初「辛麺」を食ってきた。この店(Tマト三昧じゃなく三味)はこれらに「豆乳ラーメン」を加えた3種のラーメンがランチタイム〔9:00~17:00〕と妙に長い)390円と激安になるので、先週は配偶者を病院に送るついでに、今日は未食の辛麺にチャレンジしに行ったのだ(豆乳ラーメンは牛乳を加えたエセ豚骨的なものだろうし興味はない . . . 本文を読む
福岡でうどんのトッピングといえば「ごぼ天」(ごぼう天の略称)か丸天(ごぼ天の「天」は「天ぷら」の略、丸天の「天」はすり身揚げの意)だけど、実は讃岐うどんによくある「ちく天」(竹輪の天ぷらの略)も好きだ。ところが、この「ちく天」という略称、「ごぼ天」同様ポピュラーなものかと思ってたら意外と使われてなくて、ググっても「ちく玉天」ぐらいしか引っかからない。確か福岡の讃岐うどんの店で「ひやかけ、ちく天」と . . . 本文を読む
異地域チェーン「I手ちゃんぽん」。“学会”でもよく目にするこの店は海鮮が入らない「佐賀ちゃんぽん」なので興味はないんだけど、この店でもう一つ人気の「カツ丼」だけの独立店「I手カツ丼」は、なぜか福岡にしかない。佐賀のツワモノは野菜盛り盛り(モヤシで嵩増してるだけ?)の「ちゃんぽん」に加えて「カツ丼」も注文するらしい。さすがに「カツ丼」で独立するだけあって、カツも厚すぎず旨かっ . . . 本文を読む
先日、某人気店の「カツ丼」を食ってきた。僕の「カツ丼」に対する些細なこだわりは前述の通りだけど、今日思い当たったこと。それは「カツ丼のすみっこ」のこと。カツ丼のカツはだいたい1枚カツをカットしてることが多いと思うけど、その最初と最後。カツのすみっこなので脂身だったりすることが多いんだけど、丼のすみっこでもあるので、ごはんに対するカツの量が多くなる。このカツ丼のすみっこまでちゃんと玉子でとじてあると . . . 本文を読む
僕が蕎麦を食うようになったのは、確か長崎に戻ってタウン情報誌の編集部に入ってから。長崎はちゃんぽん文化があるので他の麺類はそもそも店がそこまで充実してないという事情がある。そんな中で初めて旨い蕎麦が食えると思った店が長崎駅前にあったんだけど、もはや名前も思い出せないし、ググってもそれらしい店がヒットしないということは、とっくの昔につぶれたんだろう。そのタウン情報誌の仕事で長崎の離島のガイドブックを . . . 本文を読む
博多(福岡)ラーメンも「安くて旨い」のは過去の話になって、いまや相場は800円前後。小麦の高騰以来、高級化(ごちそう化)が進んでしまって、もはや「博多うどん」だけが「安くてうまい麺」の最後の砦になってしまった。福岡のうどんといえば、コシはないけどもちもちふわふわの「博多うどん」と筑後地方でチェーン展開する「ちっごのうどん」。小倉発の「肉うどん」も旨いんだけど、こちらはFC化が進んで?高級になってし . . . 本文を読む
全国チェーンの店でも、個人的好みというか、志向性のようなものがある。例えば料理人上がりのカメラマン・K氏によると、寿司チェーンでオススメなのは「Sシロー」なのだとか。僕自身は、回転寿司が出始めだった高校生の頃にたまに行ったぐらいで、以降はお魚会館の回転寿司(もちろん全国チェーンじゃない)以外、ほとんど行ってない。ファミレスは「Jイフル」の格安ランチを一時期よく食ったけど、「Jイフル」そのものが「全 . . . 本文を読む
実は別の土地の名物なのに、ある地域のみに通用するようなチェーン店を勝手に「異地域チェーン」と呼んでいる。例えば「ちゃんぽん」といえば長崎名物なのに(近ごろは兵庫の尼崎ちゃんぽんや滋賀の近江ちゃんぽん、愛媛の八幡浜ちゃんぽんなどいろんな「ご当地ちゃんぽん」があるけど、それらは対象外)“北方(佐賀)ちゃんぽん”の「I手ちゃんぽん」なんか、福岡、熊本、大分に加えて本場である長崎( . . . 本文を読む
近ごろ「カキちゃんぽん」というメニューをよく目にするようになった。本来「長崎ちゃんぽん」にはデフォルトでも夏はアサリ、冬は小牡蠣が入ってるもの。わざわざ「海鮮ちゃんぽん」などと特別扱いしないと海鮮ネタがはいらない福岡ならまだしも、本場・長崎で「カキちゃんぽん」を謳うのはちょっと違うような気がする(カキ増量という意味なら話は別だけど)。なかには大ぶりな牡蠣がウジャウジャ入っていたりするのもあって、牡 . . . 本文を読む
透析病院の朝の送迎バスから見かけていつも気になってた、美野島商店街からOHK(大阪避雷針工業、福銀本店ビルと外観が似てる)に抜ける通り沿いのカフェ「Cリーマート」。おせちもいい加減飽きたので、軽くカレーでも食おうと思って行ってきた。初訪問の店は何でもデフォルトを頼むようにしてるんだけど、つい正月だしと思って豪勢に茶美豚(「ちゃーみーとん」と読むらしい)トンカツカレー(中辛普通盛り)950円を注文。 . . . 本文を読む
味噌汁と吸い物の話は以前書いたけど、今回は地方による味噌の違いについて。朝はパン食なんでコーヒーとパンだけど、昼・夕は必ず汁物をつけてお腹を温めてる(慢性腎不全なんでできれば汁物は取らんほうがいいんだろうけど、ラーメンやちゃんぽんは汁を完飲することはないんで、いいやろ…)。昼に前日の残り物で済ませる場合はインスタント味噌汁。夕は中華系の日は中華スープが多いけど、あとはだいたい味噌汁だ . . . 本文を読む
刺身でも寿司でもそうだけど、マグロやサーモンをオススメされると、九州にそんな食文化はないと思ってしまう。近ごろはそうでもなくなってるんだろうけど、九州の古い人間にとってはトロを食う習慣もないし、サーモンを生で食う習慣もない。マグロといえばツナ缶か鉄火巻き、シャケといえば紅鮭の切り身と、九州の相場は決まってた。大学で福岡に住むようになったときも、魚は長崎の近海ものや青もの。福岡の魚が安くて旨いなんて . . . 本文を読む
いま住んでる福岡でもちゃんぽんを出す店はゴマンとあるんだけど、具に海鮮が入ってる店は意外と少なくて、長崎ちゃんぽん必須のゲソ・エビ・夏場はアサリor冬場は小粒のカキの海鮮三役が入ってる店はあんまりない。まあ、豚肉とたっぷり野菜とどトンコツスープが博多のちゃんぽんだ!と言われれば別に否定も拒否もせんけども、どトンコツのラーメンスープでも具の海鮮や練り物や野菜をいっしょに煮込むことで、スープの味に深み . . . 本文を読む