青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

桑名川酔雪

2019年01月14日 17時00分00秒 | 飯山線

(雪の桜並木…@桑名川~上桑名川間)

春には桜の美しい、桑名川は照岡の旧小学校脇。雪に静まった集落に踏切の警報音が響けば、積もった新雪を飛ばして雪の桜並木の向こうから飯山色が飛んでくる。大自然の中の風景も良いけれど、こういう雪国の里の風景も素敵なものだと思います。ってか、飯山色待ってる時に頭上の電線の雪が落ちて来て、アタマっからおもくそ雪かぶってしまった。つっめてええええ。


そして通過時の飯山色からの雪煙ブシャー。つっめてええええ(二回目)。トドメを刺される。よく見ると窓際に缶ビール並べて呑み鉄と洒落込んでるお客様もいらっしゃいますね。午前中から結構な事でございます。眦吊り上げて追っ掛けするのも良いけれど、ぼんやりと雪景色に目をやりながら、冷酒片手にほろ酔って行くのも、冬の飯山線の味わい方としては実に正しいものでしょう。

新潟支社には「越乃Shu*Kura」という呑み鉄に特化したような列車があるのですが、3月から11月の間に限って運行(上越妙高駅〜十日町駅)されておりまして、冬場の運行がありません。ぜひ冬場にも飯山線の十日町~長野あたりで「雪見酒Shu*Kura」とかやって欲しいんだけどなあ(笑)。新津のクルマであんまり長野支社管轄の飯山線には縁がないのか、そもそも冬季は除雪運休のリスクがあるので、酒肴の用意を伴ったびゅう商品が売りにくいのか、キハ40ベースの3連とか、雪の中に突っ込むのはリスクが高いのか。バリッバリの北信の雪景色をバックに走る姿も、見てみたいと思わなくもないな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田中雪中譜 | トップ | 上境雪描 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

飯山線」カテゴリの最新記事