青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

128万分の1のお値段です

2016年06月15日 19時00分00秒 | 都電荒川線

(梶原名物「都電もなか」@荒川車庫)

路面電車の日の荒川車庫イベントではささやかながら物販ブースも設けられており、「都電もなか」で有名な梶原駅前の和菓子店「明美」さんも出張販売しておりました。パリッとしたもなかの皮の中に濃厚な粒あんと求肥が入っていて、甘さ控えめなんてどこ吹く風のしっかりした和菓子屋の甘さが楽しめ、アンコ好きなウチの息子もお気に入りの一品。今日は「都電もなか」に新型車両8900形が仲間入り。1個ではなく「1輌」と勘定するのが都電もなかの正しい数え方。ホンモノの8900形は1両1億8000万円ですが、こちらは1輌140円。128万分の1のお値段(笑)。


パッケージモデルにもなった8903号車がスカイツリーを望む熊野前付近を往く。この辺り以前は23区内でも都電と都バス以外交通手段がないエアポケットのような場所だったんですが、尾久橋通りの上に日暮里直結の日暮里・舎人ライナーが出来てかなり便利になりましたね。沿線に植えられた荒川区の花であるバラは荒川線の名物でもありますが、これからが見ごろになるのかな。


この日の荒川線はイベント対応で荒川車庫前から町屋駅前・王子駅前方面に多数の臨時便を出していましたが、お帰り用の臨時運行を終えて町屋駅前から荒川車庫へ戻る運用の8903号車を再び熊野前の交差点でキャッチ。極端に直線的なデザインがなんだかトランスフォーマーっぽい。変身してロボットとかになっちゃいそうだ(笑)。
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