青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

立山は 雨にしっとり 濡れてこそ。

2022年10月12日 17時00分00秒 | 富山地方鉄道

(雨音は 雷鳥の調べ@本宮駅)

台風由来の秋雨は止む事なく降り続き、本宮の集落を濡らす。千垣より先、常願寺川の鉄橋を渡ってからは、線路の勾配やカーブもきつくなり、山岳路線の趣が増します。終点の立山は観光客の乗り換え需要に特化した駅であり、沿線に集落と民家が立ち並ぶのもこの辺りまで。以前は本宮止まりの列車も何本かあったように、日常の足として地鉄を利用する乗客の利用も同様にこの辺りまで、という事になります。

大雨で濁り、増水した真川の鉄橋を渡るKB301。立山線に関しては、個人的には撮りに来る時に割と雨がちで、天気には恵まれない印象がある。思えば、最初に来た秋の日から雨だったんだよなあ。という事で、自分のPCの写真フォルダには、立山線の雨の写真がたくさん残っているのだが、今回も割と湿度の高いカットを多く持ち帰ることになりそうだ。


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