青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

祝・共催・イベントデー

2016年11月06日 20時11分31秒 | つくばEX・関東鉄道

(今日は共催イベントデー@つくばエクスプレス守谷駅)

両社のイベント共催を記念した、TX-2000系のヘッドマーク付き編成。我々親子がつくばエクスプレスのスタンプを押印しに行ったこの日は、朝から夕方まで物凄くきれいに晴れ渡った最近では珍しい一日でしたが、この日はつくばエクスプレスと関東鉄道の双方で同時に車両基地の公開を行うという合同イベントが開催されておりました。といかにも偶然を装っていますが、ある程度のネタの下調べはした上でTXのスタンプを押しに来たのは子どもには内緒(笑)。

 

イベントとなれば久し振りに関鉄なんかに乗ってみたく、常総線に乗って守谷から水海道へ。前述した柿岡の地磁気観測所問題を、関東鉄道は「そもそも電化しない」という潔い結論でクリアしており、運行はディーゼルカーで行われている事はご存知の通り。ラッシュ時には1時間に10本の高頻度運転を行う取手~水海道間は、沿線のベッドタウン化が進んだ昭和50年代に複線化されており、関東圏でも珍しい架線のない複線区間を見る事が出来ます。複線の非電化ってなんか北海道っぽいやね。そして関東鉄道と言えばオレンジとベージュのイメージだったんだけど、新守谷の先ですれ違った編成はブルーを基調にした新塗装であった。どうでもいいが新守谷って流し聞きすると「シン・ゴジラ」に聞こえるな。

  

ちょっといつ以来だか覚えてないくらい久々の常総線に揺られ、車両基地への無料バスが出る水海道駅へ。故あってこの辺り、車ではそれこそ何回も来た事ありますけど、鉄道で来るのはいつ以来か。とにかく駅前の魚民が主張し過ぎる閑散とした駅前には東京駅行きの高速バスが停車していたのだが、TXに客を取られて慢性的な赤字続きのため今年いっぱいで廃止になるんだとか(高速バス【岩井・水海道・守谷~東京駅線】運行終了について)。駅のホームの広告看板類は何というか昔日のまま。市外局番が5ケタだった時代って結構前なんじゃないだろうか。昭和やね。

  

下館行きが有効長の長い水海道のホームに入って来ました。さっき守谷から乗ってきた列車も単行運転でしたけど、以前に比べると本数は増えてるけど編成両数が減ってませんかねえ。昔は水海道以南で短くても2~3両はくっついていたような覚えがあるんだけど。TXが開通して乗客が取手と守谷に分散したせいもあって、短区間需要の増加と乗車機会の確保を狙った短編成の高頻度運転に徹しているのでしょうね。


今回のイベントの最大のポイントは、それぞれの車両基地(守谷・水海道)へ最寄駅からバスを出すだけでなく、双方の車両基地の間も30分ヘッドの無料シャトルバスで結ぶ事で、参加者は2つの会場を回遊する事が出来るというスペシャルに贅沢なイベントでもありました。折角なんで両方見たかったんだけど、色々スタンプ押して守谷に着いたのが14時前…さすがに2会場を回る事は難しそうですな。水海道駅のサンルートホテルの前からお迎えバスに乗っていざ車両基地へ!関鉄バスの昔の日本ダイナースクラブの勝負服(ex.レッツゴーターキン)みたいなカラーリングが相変わらず渋いぜ!

それにしてもこないだは新京成、今回は関鉄と自分に馴染みのない路線の公開ばっか行ってるなあ…
12月に東武の南栗橋の公開とかも行ってみたいとか思っている今日この頃w
コメント
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