北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
since 2007 

静電気対策

2007-12-14 | 自作機器
 冬になると、乾燥するため被服の摩擦などにより簡単に数kVの静電気が発生し体に帯電する。そのためIC等を直接手で触ると、一瞬で昇天してしまうことがある。そのようなことを防ぐ為、体の静電気を逃がすリストストラップを購入した。これで安心してIC等の工作が出来そうだ。
 冬期間は私の工作シーズン!!





今日の北海道は雪、雨、みぞれと悪天候。

デュアル・ゲートFET

2007-12-12 | 自作機器
昔よく使用したデバイスが最近はなかなか思うように入手できない。製造中止になったものが沢山ある。メーカーも少量の生産では採算が合わないのだろうと思う。アマチュアレベルでの製作ではまだまだ需要があるのだが。その中に以前はよく使用したデュアル・ゲートFETの3SK73GRがある。以前から探していたが最近、安価で販売しているところがあり購入した。このFETは高周波増幅/周波数変換/中間周波数増幅等に活用範囲は広く重宝していた。沢山は入手できなかったがこのFETを使って受信機の回路を考えている。雑音指数(NF)が2.2と余り良い方ではないのでフロントエンドには使うのを避け、デュアル・ゲートでAGCを掛けやすいのでIF増幅に使用することにしたい。


入手した3SK73GR(3SK59GRのプラスチックパッケージ版)


受信機に使用予定のクリスタルフイルター(CW&SSB)FT400Sからの撤去品やっと活用できる!!

CONDX

2007-12-09 | DX
今朝のCONDXは

 160m  OK,OM等EUと局と交信したが、静かな感じ。昨日の方が良
       かった。信号が良く聞こえてないのに呼び、チグハグなやり取
       りの局を最近よく聞く。QSBが深いので起こる事象なのかも
       知れないが..
  
  80m  結構コンデションは良い。EUが沢山聞こえている。その割に
       は国内の局は出てなくてクリーンなバンド状態だった。

  40m  昨日に引き続き良く聞こえている。特にET3JAの信号は国内
       の信号よりも強く、びっくり!! 久し振りにPSKでも出てみた
       がUゾーンばかり。

  30m  TN6Xが快調にパイルを裁いている。聞いていても惚れ惚れす
       るオペレーションだ。昨日は40mでQSOしたが、このバンドでも
       QSO。良く聞いていると10KHZも上でJAをとっていたのが判り
       容易にGETできた。

  20m  北米方面が良く、SSBでは向こうのラグチュウが聞こえてい
       た。このバンドでは国内の局と久し振りにQSO.

  17m  北米方面は殆ど聞こえず。南米が数局聞こえていたのみ。先
       日ZPから出ていたIK1PMRが今度はCXから出ていたの
       でQSO.W8XGI/KH2がRTTYでCQを連発してい
       たので呼んでみた。18MHZのRTTYは初めてだ。 


       

こんなところが、今朝のCONDX。15m以上はノイズが聞こえるのみで全く入感無し。
早々にシャックを後にした。今年は今のところ160mでのジャミングが無い
ので昨年よりは少しは楽しめそうな感じ。もう少ししたら、北米方面にもヴィバレージを1本張りたい。
 午後からは、以前製作してあったヴィバレージの受信感度補償の160mFETプリアンプを調整した。現用は真空管を使っているが予備用に。




回路は「トロイダル・コア活用百科」(CQ出版)の回路を参考に作った。
デュアル・ゲートMOS FETを使いコイルはトロイダル・コアに巻き、ホット
ボンドで固定した。
NFは測定していないが、それなりの内部雑音に収まっていると思う。
利得は20db程度。


今朝のcondx

2007-12-08 | DX
 今朝は天気も良かったので、少しシャックに。160mを覗いて見るとEuが良く聞こえているので呼んでみた。 RA3DOX,US7ICM,DJ0MDR,LY3W,RW6HM,SM0MDG,OM5DP,RW9UX,UX1UA,RA4LW,UA4CRとQSO。DJ0は長時間に渡って良く聞こえていた。ヴィバレージは今のところ良く働いているようだ。
 40mを覗いてみたらパイルがあるのでアンテナを回し良く聞いてみたらTN6Xが出ていた。SPで良く北海道には聞こえていたのでコール,2~3度のコールでコールバックがあった.
Baldur(DJ6SI)のいつもながらの素晴らしいOPと耳!!そして少し下で9Q1EKが9+で。本物だろうかというような強力な信号!!40mのcondxは良さそうだ。
 また80mも160m用のヴィバレージで聞くとG3FPQ,HB9CIP、OF3JF等EUが混信も無くクリアに入感。80mでのGは久しぶりの交信だった。

SASE

2007-12-03 | DX
最近18MHZでQSOした北米の局から毎月のようにSASEでQSLカードの請求が来る。CONDXが良い時はいつでも聞こえる様なところからなので、恐らくCONDXが悪くJAさえも珍しいのだろうか、或いは18MHZに初めてQRVしてQSOしたので等々推測しているのだが・・・。もしかしたらBUROの処理が遅いからかも知れないが。世界的には雑魚中の雑魚の日本だが、SASEでカード請求が来れば何故か嬉しい気持ちに。そんな訳で、同封されてくるIRC&グリンスタンプは気持ちだけ頂き、お返しすることにしている。
 それにしてもCONDXが悪いですね、国内でもBIG-STNで北にビームを向けている局しか聞こえてこないこの頃です・・・・。
 今年もあと一カ月を残すだけ、今年はPSKに次いでRTTYを始めた位が変化したこと。

飛ばない

2007-12-02 | 160m
 昨日張ったヴィバレージのテストを兼ねて160mに出てみた。ノイズレベルが低く信号が浮かび上がって結構EU方面が聞こえている。CQを出していたHAの局をコールしたが、579のレポ-トが帰ってきた。これはなかなかいけそうだと思い、CQを出しているIK,DLの局を呼ぶのだが応答無し。またCQを出してくる。誰も呼んでいないのにこれはまさしく飛んでいないということだろう。(呼んでいるのにすぐCQを出されると実に虚しい・・
 本州の局は簡単にgetしているところを見ると、送信用に使用しているスローパーがイマイチなのだろう。
 余りに飛ばないので80mにQSYしてヴィバレージで聞いてみると、実に良くEUが聞こえている。160mと違い、聞こえている局はコールすると確実に応答してくれる。空いているFREQでCQを出すとEUが呼んでくるので数局とコンタクトした。
 ウーン160mの送信ANTを何とかしないと・・・・・。と言っても地上高のあるタワーも無いし。何かパフォーマンスの良いアンテナが簡単に出来ないかなぁー。

ヴィバレージ

2007-12-01 | アンテナ
 午前中、比較的天気も良く気温も少し高かったので、北北西に向けて160m用にヴィバレージを張った。設置の所要時間は約1時間。終端のアースは昨年撤去しなかったのでそれを利用。終端抵抗と竹竿を持って終端側からシャックに向けて直線になるように約200m張った。これで少しは耳が確保できたはず。このヴィバレージとスローパー、INVの3本のアンテナを切り替え一番良く聞こえてくるアンテナを使うことにする。今年は昨年のようにドラドンが暴れないことを祈るのみ......。
 明日の朝は受信の具合を試してみたい。ヴィバレージを使うときには真空管式(3極管)のプリセレクタを挿入して15db位増幅して使う。

真空管式プリセレ



シャック側から見たヴィバレージ。地上高は2mだが、真冬には1m位の積
雪があるので半分は雪に埋もれる予定。


終端側から見た。


マッチング部。製作して6年位になるがまだ使えそうだ。5D2Vでシャックに。

 これで耳は少しは良いのだが、送信用アンテナは昨年のままで改造しなかったスローパーなのでイマイチだろうなァ.......