北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
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原点

2013-03-10 | 受信機
 またも暴風雪で朝から吹雪き模様。昨日も悪天候。

外出は出来ないので、家に閉じ込められている。

 時間がたっぷり有るので、なにか作ろうかと・・・。

一度、作ってみたかった受信機の原点とでも云うべき

ダイレクト受信機が簡単なので作ることに。

 真空管でも良かったのだが、簡単に作るために半導体

にすることに。

 局発はLC回路でも良いのだが、少し安定度有った方が

良いのでVXOにした。

 丁度、7.030の水晶が有ったので、7MHZの受信機

(CW)にすることにした。

 CW帯の30KHZをカバーさせるためにVXOのコイルを

10kのボビンに0.1mmを55t巻き作成。測定すると45μH。

100PFのVCで7.00~7.030を可変できた。ただ、水晶だけでは

10KHZ程度しか可変出来ない為、水晶に並列に5PFのコンデンサ

を抱かせている。

 少しコイルのインダクタンスが大きいがQRHも余りないので

良しとした。

 同調コイルはFCZコイルが販売中止になったので、8日に

ラジオ少年から購入してきた10kボビンを使用して7MHZ

用のコイルを巻いた。このボビンでは17t巻いて5μhになった

ので同調Cは100Pにした。

 回路は簡単なのでいつものランドスタイルで作成したので短時間

で基板は完成。早速接続して動作させてみたが、バンド内がガサガ

サいう。

局発のレベルを測ってみると2.5dbmもあるのでATTを接続して

調整してみるとー15dbmで良い感じの受信状態になったので

π型ATTで17.5dbをつくり挿入。これでかなり静かになったが、

しかしハム音が入るので、電源を006Pの乾電池にしてみると、

嘘の様に綺麗に聞えるようになった。AC電源を整流したもので

は誘導ハムがありこのようなDC-RXでは駄目なようだ・・・・・。

 アンテナにビニル線を6m位接続して7MHZを聞いてみると、

国内のコンテス参加局が沢山聞えている。

受信感度は考えていたよりFB!!

 ただ、実用機には無理ですけれども、バンドワッチには使えそう。

今日一日、結構楽しめた!!


バラックつくりで試験中


VXO部 1石で2.5dbmの出力。同調は複同調回路にした。
コメント
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