労働契約法制に関する「審議会答申」が出るのは明日の予定のようですね。今日は昨日の続きのエントリを書こうとしたのですが、こんなニュースを見つけてしまったので、急遽方向転換です。
支持率が下がっている安部内閣への牽制と来年の参院選を睨んでの動きが入り混じっての「申し入れ」と感じますが、公明党がすんなり賛意を示していないとなれば、場合によってはこのまま「今回はお蔵入り」となる可能性が十分に考えられると感じました。
この議論自体は小泉内閣時代から行われていたと記憶していますが、もし本当に「先送り」となれば、「この内閣では大きなテーマは扱えない」というイメージを招きかねず、政権運営にとっては直接的な支持率云々よりも「ボディーブローのように重くのしかかるダメージ」が生じるのではないかと私は考えます。
労働契約法制の議論、まだまだ予断を許しません。
太田公明代表:労働関係法案の見送り申し入れ 首相に(毎日新聞-Mainichi Interactive)
公明党の太田昭宏代表は26日、安倍晋三首相と首相官邸で会談し、厚生労働省が来年の通常国会に提出を予定している労働関係法制について、「法制化を急ぐような拙速であってはならない」と伝え、法案提出を見送るよう申し入れた。
(以下略)
支持率が下がっている安部内閣への牽制と来年の参院選を睨んでの動きが入り混じっての「申し入れ」と感じますが、公明党がすんなり賛意を示していないとなれば、場合によってはこのまま「今回はお蔵入り」となる可能性が十分に考えられると感じました。
この議論自体は小泉内閣時代から行われていたと記憶していますが、もし本当に「先送り」となれば、「この内閣では大きなテーマは扱えない」というイメージを招きかねず、政権運営にとっては直接的な支持率云々よりも「ボディーブローのように重くのしかかるダメージ」が生じるのではないかと私は考えます。
労働契約法制の議論、まだまだ予断を許しません。