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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

村上初公判:『意図』を感じる報道の「言葉選び」

2006-11-30 | ケンカイ
今日は村上ファンドの元代表である村上氏の証券取引法違反に関する初公判の日だったそうで、報道でも大きく取り上げられています。

今日の裁判では、検察側・弁護側の冒頭陳述とそれに対する村上氏自身の意見陳述が行われたとのことですが、いろいろな記事を読み比べていて、本筋ではないところでなんとなく気にかかることがありました。

それは報道の伝え方、即ち『言葉の選び方』についてなのですが、例えば、まず最初に気になったのがYahoo!ニュースに配信されていた読売新聞の次のニュースです。
「事実に反して罪を認めたのは、ファンドと幹部を守るためだった」。30日、東京地裁で始まった初公判で、村上ファンド元代表・村上世彰(よしあき)被告(47)は、捜査段階での自白は検察の“脅し”に屈したためと釈明した。

 株式市場を席巻した「モノ言う株主」は、「私は法を犯す人間ではない」とインサイダー取引を全面否定した。

 一方、検察側は、ニッポン放送株の買収劇の舞台裏で「プロ中のプロ」が、その知識を悪用して市場を裏切った経緯を明らかにした。(以下略)
Yahoo!ニュース-読売新聞より引用。傍線部は筆者による)

引用記事には下線を引かせていただきましたが、村上氏の発言は『釈明』という言葉が選ばれ、検察側の発言は『明らか』という言葉が使われています。たった5文字の言葉ですが、『読み味の印象』には大きな影響がある言葉がそれぞれ選ばれていると感じます。

『釈明』『明らか』をYahoo!辞書で調べると、次の解説が掲載されていました。
【釈明】誤解や非難などを受けた時、自分の立場や事情などを理解してもらうために説明すること。
【明らか】[2] 事柄が、だれにもわかるようにはっきりしているさま。疑いをはさむ余地のないさま。明白なさま。
(いずれも、Yahoo!辞書-大辞林より引用)

この解説からは、”釈明”とは『前提として(誤解だとしても)非難されるべき事柄があって、それに対して自分の都合の部分を事情説明をする』というニュアンスが言外に含まれており、一方の”明らか”には『それが真実の正しい姿である』ということが伝わってくる言葉であるといえます。したがって、上記の記述による報道は(意図があるかどうかは別として)『村上氏側は自分の都合を言っている』『検察側は正しいことを言っている』ということが言外に伝わってくるものであると私は感じます。

今日の『初公判の冒頭陳述』というまずは互いの意見・主張を出し合っている段階です。したがって、そこにあるのは『検察側の意見』と『村上氏(弁護側)の意見』の2つの意見に過ぎず、どちらが正しいとも誤っているともいえない段階です。論評や意見表明はさておき、『事実を伝える』ことが第1義の役割である報道の場において、このような状況の段階で『色が付く言葉』を用いることは望ましくないのではないかと私は考えます。

また、同じような違和感を感じた報道がこちらの記事です。
 検察側は冒頭陳述でニッポン放送株の買収について、村上被告は楽天に断られ、LDに持ち掛けたと指摘。16年9月、村上被告が「ニッポン放送を取ったらフジテレビも取れる」とLDに働き掛け、LDは直後に大量取得を決めた。一方で、村上被告はフジテレビにも子会社化を働き掛け、どちらの場合も同株売却で利益を得られるように画策していたという。

 堀江被告らは11月8日、資金調達の見通しが立ったことから、村上被告との会議の席で、LD元取締役、宮内亮治被告(39)が「資金調達のめどがついた」と5%以上の同放送株取得を決定したこと(インサイダー情報)を伝えた。

 村上被告は高値で売り抜けられる可能性が高まったとして「買えるだけ買え」「外資に電話して時間外で買っちゃえ」と部下に指示。翌9日から昨年1月26日にかけて、同放送株約193万株を約99億5000万円で買い付け、その後、売り抜けて得た利益は約30億円に上った。LD側には口止めのほか、村上ファンドの同放送株保有率を水増しして伝えたり、時間外取引での取得を教えたりした。

 これに対し、弁護側も冒頭陳述で真っ向から反論。村上被告が堀江被告らに株取得を勧めたことは認めたが、「せいぜい1~2%買うのが精いっぱいと踏んでいた」と、資金面などから大量取得の能力がなかったと考えていたことを強調した。

 さらに、村上被告はLDについて「言葉上は非常にノリがいい」「場当たり的で尻すぼみに終わることが多い」と評価しており、11月8日の会議も、「LD側からは資金調達の話が出ていない」と主張した。

 村上被告は罪状認否で「ニッポン放送株は以前から買い進めていた。買い付けはLDの情報を念頭に置いたものではない」と主張。その上で「自分の誇り、尊厳のために裁判所の判断を仰ぐ」と述べた。
(Yahoo!ニュース-産経新聞)


この例では、検察側の主張(冒頭陳述の内容)は『言い切り(断定)表現』で伝えているのに対し、村上氏・弁護側の主張は『カギカッコ付きの伝聞表現』としています。これも文章のみから受ける印象は「検察が言うことは真実であり、村上氏側は自分の意見を言っているに過ぎない」というものであり、先ほどと同じような問題を含んでいるものと感じます。

報道の「重さ」や「役割」からすれば、こういった『意見対立』がある場合の言葉の選び方はもっともっと慎重であっても良いと思うのですが、最近こうした「評価や意見を暗に含む言葉」の多用が特に目立っているのではないかと私は思います。

最後に、もし仮に次のような表現をしたら、皆様はどのような印象を持つでしょうか?ご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
【その1】
「事実に反して罪を認めたのは、ファンドと幹部を守るためだった」。30日、東京地裁で始まった初公判で、村上ファンド元代表・村上世彰(よしあき)被告(47)は、「捜査段階での自白は検察の“脅し”に屈したためである」と述べた。

 一方、検察側は、ニッポン放送株の買収劇の舞台裏で「プロ中のプロ」が、その知識を悪用して市場を裏切った経緯について捜査した結果を述べた。

【その2】「事実に反して罪を認めたのは、ファンドと幹部を守るためだった」。30日、東京地裁で始まった初公判で、村上ファンド元代表・村上世彰(よしあき)被告(47)は、捜査段階での自白は「検察の“脅し”」が背景であることを明らかにした。

 一方、検察側は、ニッポン放送株の買収劇の舞台裏で「プロ中のプロ」が、その知識を悪用して市場を裏切ったと主張した。


以上、本日はここまで。

今日の夕食:オムレツの中身は・・・・

2006-11-30 | 料理力
ようやく「風邪モード」から脱却しつつあります。体調も少しずつ回復に向かっており、なんとか「普通ごはん」でも大丈夫かな?と思えるぐらいになって行きました。

とはいっても、今日は今シーズン一番の寒さ。ということで、出来るだけ「あったかそうなメニューは・・・・」と考えた末、今日の夕食はこんな献立にしてみました。
●ミートボールinオムレツ[市販ミートボール、卵、バター]
●野菜はんぺん[はんぺん]
●ほうれんそうのおひたし風[ほうれんそう、めんつゆ、鰹節]
●きゅうりの漬物[市販品]
●ごはん[冷凍ごはん]

野菜はんぺんは昨日の残り物をミニホットプレートであぶっただけのもの、ほうれんそうのおひたし風は以前紹介した「キャベツのおひたし」と同じ作り方の『手抜き系メニュー』です(^^;;

さらに輪をかけた手抜き系メニューが今日のメインのミートボールinオムレツ。オムレツを作る際の「具」として、市販の照り焼きミートボールを使っただけのものです。ちなみに、立石流の『具入りオムレツ』を作り方はこんな感じです。

(1)中に入れる具材は、あらかじめ火を通しておく
(2)一人分で卵2~3個を目安に溶き卵を作る。
(3)フライパンを中火にかけたら、すぐにバターを入れて溶かす。
(4)溶き卵を流し込んだら、お箸でかき混ぜて半熟より柔らかい程度に混ぜる。
(5)具材を載せ、すぐに「フライパンの向こう側」へ寄せる。
(6)開いた手前側スペースをお箸でトントンと強めに叩く(すると、自然にひっくり返り始めます。)
(7)ある程度ひっくり返ったら、スナップを効かせてえいやっと卵をかえす(多少失敗してもOK)
(8)少し火を通して、お皿に盛り付ける。

卵の量が少ないとかえって難しいので、一人分で作るときには「20cm程度の小さめのフライパン」だと作りやすいです。また、この「小さめフライパン」はちょっとだけ揚げ物を作りたいときや、少し炒め物をしたい時など、「ちょっとメニュー」作りに非常に重宝します。

オムレツは「ちょっと難しめメニュー」の一つといわれていますが、コツをつかむと意外と簡単に出来てしまいます。ポイントは卵を寄せてから、フライパンのふちで形を作る。ということ。『おはしトントン』で面白いようにふんわりとまとまっていきます。(あ、お箸じゃなくても、プラスチックのフライ返しや木ベラでもOKです!竹箸なら菜ばしよりもテフロンの方が堅いので、キズも気にしなくて良いレベルです(^-^))

コツをつかんで、ぜひ『手抜きだけど本格風メニュー』になるオムレツを、ぜひいろいろ楽しんでください。


税制改正:留保金課税が撤廃?

2006-11-30 | イッポウ
今日の日経ネット版にこんな記事が掲載されていました。

中小・ベンチャーの支援税制拡大、自民税調方針


自民党税制調査会(津島雄二会長)は30日、2007年度税制改正で中小・ベンチャー企業向けの支援税制を拡充する方針を固めた。同族会社の内部留保に課税する制度を中小企業に限って撤廃する。個人投資家によるベンチャー企業への投資や中小企業の設備投資を後押しする税制優遇措置を拡大・延長する。中小企業の経営基盤を強化し、安倍晋三首相が掲げる成長路線を税制面から後押しする。

 党税調は来月中旬にまとめる07年度税制改正大綱にこうした施策を盛り込む方針だ。
(以上 NIKKEI NETより引用)

まだ決定したわけではないのですが、自民税調の方針がこの時期に出るということは「割とそういった方向に進むのかな?」という気にさせるニュースと感じます。(単なる「観測気球」という線も無いわけではないのですが・・・・・)

留保金課税については、平成18年度の税制改正で「課税対象範囲の縮小」と「課税対象だが適用除外とする範囲の縮小」のが同時に行われた結果、中小・ベンチャー企業にとっては「広く浅く課税⇒どちらかといえば厳しい」方向に進んでいました。オーナー企業代表者の所得控除損金不参入措置と合わせて「中小企業いじめ」といえるような状態でしたが、今回の税制改正では、多少なりとも「揺り戻し」となる可能性が出てきていると感じます。(参院選が近いことも多少なりとも影響しているのでしょうか?)

なにはともあれ、今後の動きに注目です。

今日の夕食:風邪引き用メニュー2

2006-11-29 | 料理力
相変わらず風邪です。そろそろ飽きてきました。今日は午前にコンサル先を訪問した後、午後には名古屋市教育センターの依頼で、高校の公民科の先生を大賞とした研修を実施してまいりました。テーマは「ナゴヤ経済・ナゴヤ経営」。得意技である「ディスカッション方式」での研修で、先生方に一生懸命考えていただきました。

さて、今日も鼻づまりで食欲があまりないので、あっさり系ぽかぽかメニュー。今日の献立はこちらです。
●はんぺんキャベツうどん[市販のはんぺん、キャベツ、めんつゆ、冷凍うどん、白ねぎ]
●温ベジタブルバター風味[冷凍のミックスベジタブル、はんぺん]
●じゃこの佃煮[市販品]
●パリパリきゅうり[漬物-市販品]

今の冷凍うどんは包装のままレンジでチンすれば食べられるので、大変便利です。キャベツは大振りに切って「おつゆ」の中でやわらかめにゆでることで、うどんによく合うようになります。

今日の手抜きメニューは「温ベジタブルバター風味」。これは単に「冷凍のミックスベジタブルにバターを一かけ載せてレンジで1~2分温めただけ」のものです。
「バター炒め」ほど量はいらないや・・・という時などに手軽に出来るサイドメニューです。

ということで、明日も午前中にお客様のところで「研修のようなもの」が待っていますので、今日も早々に体を休めたいと思います

小ネタ:今日のニュースから

2006-11-28 | イッポウ
相変わらず鼻づまりがひどい状態です。熱は無いので仕事は出来ていますが、数時間おきに点鼻薬のお世話になっています・・・・。

今日は士業の集まりの勉強会に参加した関係で外食。ということで「今日の夕食」はお休みにして、今日のニュースから軽い小ネタを拾ってみました。

社会保険事務所が近未来通信を捜索 責任者不在の状態に(11.28 asahi.com)


IP電話事業への投資を口実に多額の資金を集めた「近未来通信」(東京都中央区)が、社会保険料を滞納しているとして、中央社会保険事務所が27日、捜索に踏み切った。同社ではこの日までに石井優社長以外の全役員が辞任していることも判明。石井社長の所在もはっきりせず、責任者不在の状態に陥っている。

 中央社会保険事務所が捜索に入ったのは27日午後2時過ぎ。近未来通信が社員の健康保険や厚生年金の保険料を滞納しているため、本社近くのビルなどを捜索した。社保庁が捜索の手続きを踏むのは異例で、捜索前に一部の資産を差し押さえたという。

この他にも都税事務所が財産調査や差し押さえに入っているとのことです。国や東京都も「取り立て屋」状態になっていますね。法的に破産手続が始まった時には、租税債権や社会保険料債権は法律に従って「先取」が認められるため比較的保護は手厚いのですが、その前に他に差し押さえられては実質的に回収が出来なくなってしまうので、こうした動きに出たものと思われます。

ただ、この事件でふと思い出したのが豊田商事事件の中坊公平氏の対応です。はてなダイアリーを使って思い出してみると
「豊田商事事件の破産管財人の時は、ひとりで国税局に何度も通い、一度徴収された所得税を回収するというウルトラCを成功させる。」とありました。「国税の確実な徴収も大事だが、被害者の救済が先に立つ」というのが中坊氏の見識であったと記憶しています。今回の事件で「歴史は繰り返す」ことになるのか、今後の動きに注目してみたいところです。

ソニー銀、セブンイレブンなどのATM手数料無料(11.28 NIKKEI NET)


コンビニATMの手数料無料化の動きが加速してきた。インターネット専業銀行のソニー銀行は、12月20日から自行のキャッシュカード利用者がセブンイレブンなどにあるセブン銀行のATMを利用する際の手数料を24時間、365日、無料にする。顧客の利便性を高める狙いがある(以下省略)

同じような動きとしては三菱東京UFJ銀、コンビニATM平日昼間手数料ゼロに(11.21 NIKKEI NET)等というニュースもちょっと前にありました。東京スター銀行の動きなどでは、一時期は「無料ATMがなくなるか?」というものもありましたが、どうやらコンビニATMについては大銀行といえども「時代の流れには逆らえない」ということなのでしょう。

では、東京スター銀行とコンビニATMの差異がどこにあるかと考えてみると、「一応は同じ土俵の(融資業務にもウェイトがある)スター銀行」と「あくまでも決済業務が主力であるコンビニATM」で、対応を変えてきた・・・・という説明になるのかと思います。また、単純に「ATMの設置数による利便性への影響度」という話しも有りそうです。

ただ一つ疑問なのは、本来他行扱いというのは「(口座のある側の)銀行が利便性を高めるために仕入れているサービス」であり、その先の「利用者から手数料を取るかどうか?」というのはATM設置側の銀行なり企業が決める話しというのが筋ではないかと感じます。もちろん法務のチェックは入っているのでしょうが、「業界慣習」を盾に余り無茶をしては、ある意味では「優越的地位の濫用」とされる部分も出てくるのではないかな・・・・と素朴な疑問として感じました。

個人的には、名古屋エリアのZERO BANKも生き残りそうですし、ますますコンビニATMが便利になりそうですので、楽しみではあります。

本日は小ネタ2題ということで。

今日の夕食:風邪ひき中・・・

2006-11-27 | 料理力
季節の変わり目で相当注意していたのですが、とうとう風邪を引いてしまいました。熱は無いのですが、完全に鼻が詰まってしまい、全く集中力を保つことができません(T_T)。明後日には研修講師の仕事が入っているので、できるだけ早めに休みを取って治したいと思います。

こんな時でも食事は必要ということで、今日の献立はこんな感じでした。
●まながつおの照り焼き茶漬け[まながつおの照り焼き(惣菜)、三つ葉、ネギ、ゴマ、冷凍ごはん]
●根菜とするめのきんぴら風[常備菜]
●白菜のお漬物[市販品]
●みかん[みかん]

余りにバテバテモードでしたので、いつもに輪をかけた「超手抜き料理」にしてしまいました。メインのお茶漬けは「惣菜の特売品で売っていたまながつおの照り焼きをほぐして、三つ葉、ネギ、ゴマを散らして、お湯をかけた」だけのものです。本当はウナギでやりたかったのですが、予算が合いませんでした・・・・・。栄養的にはそれなりにバランスが取れているかな?と感じます。

「おじや・おかゆ」系が苦手なので、体調が悪い時にはいつも「具沢山のお茶漬け」を作ります。干物や出来合いの惣菜があれば簡単に出来る上、しっかりと味が付いているので、鼻が詰まっていても味が分かりやすいのがうれしいところです。

今日は暖かくして早く休むことにします。


今日の夕食:体温めモード

2006-11-25 | 料理力
今日はなんだか部屋の暖まりが悪い一日でした。本当は仕事をしに事務所まで出かける予定だったのですが、疲れのせいか体がだるく、結局「お持ち帰り」してきました。おかげで、今から仕事ですorz

さて、今日は「体温めモード」ということで、ピリ辛ごはん。献立はこちらです。
●鶏肉と野菜のピリ辛炒め[鶏モモ、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、合わせ調味料]
●根菜とするめのきんぴら風[いつものストック]
●白菜のお漬物[市販品]
●炊きたてご飯

寒かったので久しぶりに「一人ホットプレート」を出動させました。フライパンで炒めるより多少時間がかかりますが、出来立てアツアツを食べられますし、部屋もちょっとだけ暖まる気がします。

さて、今日の鶏肉と野菜のピリ辛炒めですが、「作り方」といっても単に鶏肉と野菜をいため合わせただけのものです。ピリ辛仕立ての調味料の中身はこんな感じになっています。
○コチュジャン
○献立いろいろ味噌
○焼肉のタレ
たったコレだけのものを好みに応じて混ぜ合わせるだけというモノです。これだけのことですが、コチュジャンの辛味といろいろ味噌の甘み、そして焼肉のタレのコクでおいしい味付けが失敗無く完成します。

よくよく考えれば、これって「ダッカルビもどき」になってますね(⌒∇⌒;; 余り野菜とお値打ち鶏肉で簡単にできる「冬のあったか系モドキ料理」でした。

地元ネタ:『開かずの踏切』が一つ解消

2006-11-24 | よもやま話
地元ネタから一つ。私が現在住んでいる豊明市は「名鉄名古屋本線」の沿線に位置していますが、ここから少し名古屋に向かったあたりで、今日の夜に一つの「節目」を迎えます。

名古屋本線 鳴海駅付近連続立体交差(鉄道高架化)事業上下線の高架線が開通


名古屋鉄道では、平成7年3月から名古屋市と協力して、名古屋本線鳴海駅付近(本星崎~左京山駅間)の鉄道高架化工事を進めてきましたが、平成18年11月25日(土)の始発列車から、上下線を高架線に切り替えて運行を開始する予定です(悪天候の場合は順延する場合があります)。これにより、同区間の踏切が7ヶ所除却されます。


この区間は、国道1号線と並行しており、かつ、線路の両サイドにそれぞれ大きな住宅地を抱えている関係から、非常に交通量が多いエリアです。そこに来て、メインの大動脈の宿命として朝・夕のラッシュ時には正に「開かずの踏切×3」となり、毎朝大変な渋滞となっていました。(特に、一番名古屋寄りの踏み切りは『片側2車線の幹線道路に踏切を設置」という他に類を見ない状態でした。)

確か私が子供の頃から「高架化を進めよう!」と言っていた記憶がありますので、少なくとも20年以上にわたった「念願」がようやく実現するといったところです。このあたりは非常に良く通る場所です、どのように風景や人+車の流れが変わるのか、今から楽しみに感じます。

ちなみに、現在の線路と新線への切り替え工事は「今日の終電通過後~明日の始発まで」の間に全ての作業を行うとのことです。ただ、先日は「トロッコが空送し、遮断機が閉じていない踏切を2つ通過」という、一歩間違えば大事故に繋がりかねない“ヒヤリ・ハット事例(というか、事故ですね)”が起きているだけに、安全には慎重に慎重を期して行っていただくことを願っています。

今日の夕食:玉子使いきり作戦

2006-11-24 | 料理力
一昨日・昨日と連続で外食だったので、3日ぶりの『今日の夕食』となりました。体調が良くないせいか、若干「口内炎」が出来てしまっているのですが、余り気にせずに作ってしまいましたゞ(^^;;

今日の料理はこちら。卵料理がメインです。
●スパニッシュオムレツもどき[卵、ベーコン、玉ねぎ、ジャガイモ]
●温野菜サラダもどき[ジャガイモ、キャベツ]
●根菜とするめのきんぴら風[常備菜、11/11のエントリ参照]
●らっきょう[市販品]
●白ごはん[冷凍ごはん]

根菜とするめのきんぴら風は口の中に触ってしまって、余り食べられませんでしたorz。 それはともかく、今日は「賞味期限間近の卵」をいかに消費するかというところで、「スパニッシュオムレツもどき」としてみました。

作り方はこちら。今日も“手抜き術”炸裂です。
(1)ジャガイモ[半個]を2mmぐらいにスライスし、電子レンジでチンする(1分~1.5分程度)。
(2)小口に切ったベーコン[1パック70g]をいため、ボールに引き上げる。
(3)ベーコンから出た油を使って、玉ねぎ[半個]を炒める。
(4)ベーコン、玉ねぎ、じゃがいもを合わせ、卵[3個]と混ぜる。
(5)ベーコン油がたまっているフライパンに、(4)をそのまま流し込む。(油が足りなければバターを追加)
(6)ふたをして、中~弱火でじっくりと火を入れる。
(7) 上がほとんど固まったところで少しひっくりして中火。
(8)焼き色が付いたらさらに盛り付けてケチャップをかけて完成。

思った以上に手軽に出来ました。じゃがいもをあらかじめ『レンジで軽く火を通す』ことで、その後の火の通りが簡単になります。焦げないようにするためには、焼く時の火加減は「やや弱火」が良いかと思います。

付け添えの温じゃがいもも「レンジでチン」しただけ。こちらは2分程度で十分「箸が刺さる程度」までふっくら蒸しあがりました。いも類や根菜も『レンジでチン』すればすぐ火が通りますので、いろんな料理の下ごしらえに試してみてください


講演:中小企業支援施策を上手に使うには?

2006-11-24 | よもやま話
一昨日のお話になりますが、名古屋の金融証券業界の有志の皆様が参加される勉強会『ビジネス・パーソンの勉強会』にて講師を努めさせていただきました。

今回のテーマは「中小企業が使える支援施策制度」ということで、中小企業庁の支援施策や社会保険庁の各種申請施策について、実務上のポイントを交えながらお話しさせていただきました。

補助金や融資、信用保証枠など様々な形で運用されている支援施策ですが、自社で上手に使おうと思うとちょっとした「コツ」が必要となる場合があります。最も大切なことは、制度の特徴をよく理解した上で「先読み」で活用を考えるということ。こうすれば、後で「こんなはずじゃなかったのに・・・」という思いをせずに済むことがあるのではないかと思います。

確かに制度運用自身にも、改善が出来るように見える部分はあるでしょう。しかし、こちらから歩み寄れる部分があるのであれば、上手に歩み寄って活用した方が『得』な部分は多いと私は感じます。