いよいよ大晦日ですね。読者の皆様にとって、今年1年はどんな年でしたでしょうか?
私にとっての今年1年は、まさに「動」の年でした。
まず、何よりも大きな出来事は「会社を退職」することとなったことです。ちょうど本日付で退職となるのですが、年の初めはおろか、3分の2が経過した9月ごろですら、まさか年末に退職するなどとは思ってもいませんでした。
でも、退職すると決めてからは、久しぶりに「アクティブモード」にシフトが変わりました。特に10月からの3ヶ月間は、自分でも不思議なぐらい次々と「自然と体が動く」ようになり、何年かぶりと言えるほど活発な動きをとることができました。(少なくとも収入的には)安定したポジションを「捨てる決心」をしたことが、それまで持っていた「まだ今の会社にいたい」という失うことを恐れる気持ちが生み出していた「ココロの重し」を取り去ったのだと思います。
そういえば、今年世間を賑わせた某設計士は、証人喚問の席上で「仕事の90%をK建設から請け負っていたので、なくなれば生活ができない状態だった」と発言していました。この言葉からは、まさに「今の収入(生活)を失うこと」を恐れるがあまり、プロとして絶対に失ってはならない「誇り」を自ら捨ててしまったことが伺えます。
どのような仕事であっても、お客様を含めたその仕事が影響する相手に対して真摯である気持ち=誇りは、最後まで死守しなければならない部分です。まして、法律で特別に業務を行う資格が認められている“士業”であるのならば、もし「誇り」を自ら捨てるような行動をしなければならない状況と感じるなら、自らその舞台から降りる決断をしなければならないと思います。
来年は、私自身も“士業”の仕事をはじめます。特に、社労士としての仕事の中では、「労働法務専門」それも「企業側(経営者側)専門」のポジションで仕事を行っていこうと考えています。
このような立場に立つ以上、仕事の中では苦しい決断をしなければならないことが出てくることは十分考えられます。もちろん今度は正に生活がかかっていますので一筋縄ではいかないでしょうが、それでも自分自身がお客様企業・経営者にとって信念を持って「正しい」言えることを貫こうと思っています。
何はともあれ、いよいよ明日平成18年1月1日、年が明けるとともに立石智工事務所が開業いたします。
起承転結の「承」の年であった今年が終わり、「転」の1年となるであろう信念を迎えようとしています。きっと来年の今頃にはどのような「結」を迎えそうか見通せる状況となっていると思いますが、どのような形となっても「良い結」が先に見えるよう、しっかりと足元を固めながら進んでいきたいと思います。
最後になりましたが、今年1年のご愛顧に感謝し、年末のご挨拶とさせていただきます。来年も引き続きこのブログをご愛読いただけますようお願いするとともに、このブログをお読みいただいた全ての皆様に素敵な幸せが訪れるよう心よりお祈り申し上げます。
私にとっての今年1年は、まさに「動」の年でした。
まず、何よりも大きな出来事は「会社を退職」することとなったことです。ちょうど本日付で退職となるのですが、年の初めはおろか、3分の2が経過した9月ごろですら、まさか年末に退職するなどとは思ってもいませんでした。
でも、退職すると決めてからは、久しぶりに「アクティブモード」にシフトが変わりました。特に10月からの3ヶ月間は、自分でも不思議なぐらい次々と「自然と体が動く」ようになり、何年かぶりと言えるほど活発な動きをとることができました。(少なくとも収入的には)安定したポジションを「捨てる決心」をしたことが、それまで持っていた「まだ今の会社にいたい」という失うことを恐れる気持ちが生み出していた「ココロの重し」を取り去ったのだと思います。
そういえば、今年世間を賑わせた某設計士は、証人喚問の席上で「仕事の90%をK建設から請け負っていたので、なくなれば生活ができない状態だった」と発言していました。この言葉からは、まさに「今の収入(生活)を失うこと」を恐れるがあまり、プロとして絶対に失ってはならない「誇り」を自ら捨ててしまったことが伺えます。
どのような仕事であっても、お客様を含めたその仕事が影響する相手に対して真摯である気持ち=誇りは、最後まで死守しなければならない部分です。まして、法律で特別に業務を行う資格が認められている“士業”であるのならば、もし「誇り」を自ら捨てるような行動をしなければならない状況と感じるなら、自らその舞台から降りる決断をしなければならないと思います。
来年は、私自身も“士業”の仕事をはじめます。特に、社労士としての仕事の中では、「労働法務専門」それも「企業側(経営者側)専門」のポジションで仕事を行っていこうと考えています。
このような立場に立つ以上、仕事の中では苦しい決断をしなければならないことが出てくることは十分考えられます。もちろん今度は正に生活がかかっていますので一筋縄ではいかないでしょうが、それでも自分自身がお客様企業・経営者にとって信念を持って「正しい」言えることを貫こうと思っています。
何はともあれ、いよいよ明日平成18年1月1日、年が明けるとともに立石智工事務所が開業いたします。
起承転結の「承」の年であった今年が終わり、「転」の1年となるであろう信念を迎えようとしています。きっと来年の今頃にはどのような「結」を迎えそうか見通せる状況となっていると思いますが、どのような形となっても「良い結」が先に見えるよう、しっかりと足元を固めながら進んでいきたいと思います。
最後になりましたが、今年1年のご愛顧に感謝し、年末のご挨拶とさせていただきます。来年も引き続きこのブログをご愛読いただけますようお願いするとともに、このブログをお読みいただいた全ての皆様に素敵な幸せが訪れるよう心よりお祈り申し上げます。