こうやま たすくの アドナイ・エレ

不惑を越えたおばさんクリスチャンの恵み探し日記です。

医療従事者が実は一番真実から遠いのかもしれない

2018-01-22 00:56:33 | 尋常性乾癬
 感謝すると言えば、最初にかかったお医者様にも感謝しなければいけませんね。確かに紅皮班で胸から下は埋まってましたけど、ビギナーの乾癬患者に高ランクの新薬を投与するあたり、すごいなと思います。あ、嫌味を言ってるつもりはないんですよ。

 日本での乾癬発症率は、約0.1%、1000人に1人いるかってところ。欧米では約2%50人に1人いる勘定になります。私のように潜伏していた患者もいるでしょうが、日本人の罹患率は圧倒的に少ない。ということは、乾癬と言う病気は知っていても実際に患者を診るってことがないお医者様も多いってこと。大体、徒歩では買い物に行けない田舎町ですから、人口を考えても何人いるかなぁ。そう言えば、最初に診断を下した時も、先生看護師さんと一緒にこれだよねって医学書と私を交互に見て照らし合わせていたような……
 
 んで、その高ランクの薬を先生は「一日一本塗れ」とのたまいました。後で調べたら、その薬一日一本以上は塗っちゃダメな薬なんです。ただでさえ薬価の高い薬ですから、大丈夫って言われても一本以上塗る気はさらさらありませんけどね。
 ま最初は短期決戦(ステロイドは短期決戦だと私は思ってましたから)で行くのだからいいかと塗り始めたんですが、何回受診しても同じ薬が出てくる。高いのでケチって塗ってると、だから治らないと言われる。
 
-けどさ、乾癬って根治しないって知ってるよ、私-(と心の声)
 
 ついには、塗り薬の倍の薬価の飲み薬勧められて、最低一年は飲めと言われて、どんだけ儲けたいねんとその時はマジで思いました。私は乾癬以外にも持病があるので、
「その薬は飲めて、この薬はなんで飲めやん?」
とも言われました。いや、そんな問題ちゃうし! 乾癬で死なへんやん。
 堪忍袋の緒が切れた瞬間でした。
 
 この頃、もっと町の方に行くと乾癬の看板を掲げた病院があると知り、一旦はそこに行こうとしたんですが、その病院は漢方薬も扱ってはいますが、やはり主体はステロイドだそう。何より、皮膚科に対する信頼感が限りなくゼロに近い状態になっていたたすくは、予約を入れることはありませんでした。なんとか自力でを目標にネット検索を進め、今に至ります。
 
 でももし、あんなに急激なやり方をされなければ、また、最初に町の病院に行っていれば私はまだステロイドを使っていたかもしれません。自信をもって食養生している今、早い段階で見切りをつけさせてくれたその先生に感謝したいなと思うわけです。
 
 で、今日乾癬以外の持病の定期健診でした。私の荒れた左手を見た先生が、どうしたのか尋ねたので、
「尋常性乾癬です」
と言うと、
「僕も資料でしか見たことないけど、ステロイドが効果的やねんな」
と返ってくる。
「確かに効くんですけどずっとになるんで止めました。今は食養生と保湿でやってます」
と言うと、
「ホントにそれだけでいけるか? こっちのデータは良うなっとるから、効いてるんやろな」
内科医でもこんな感じです。
 
 乾癬は皮膚病だから、皮膚のケアをすることで治る。お医者様、特に西洋医学では出ている場所に原因があるのだと思って治療することが多いようです。そして、乾癬が本当は腸疾患だというエドガー・ケイシーさんの説が正しいとすれば、皮膚しか見ない皮膚科医はどこまで行っても乾癬の完治にたどりつかないのだろうなと、妙に納得してしまったのでした。
 

神の賜物

2018-01-22 00:55:01 | 尋常性乾癬
 えっと、最初にお断りしておきますが、たすくは受洗して38年のなんちゃってクリスチャンです。ただ、なんちゃってではありますが、38年もやってますと『門前の小僧も習わぬ経を読む』と言いますので、今回わからない宗教用語とか出てくるかもしれません。なるたけそんな『ギョーカイ用語』は解説するつもりですが、無自覚なワードがあるかもしれないので、予めご了承ください。
 さて、以前高カロリーな食事はともかく、ナス科の食材がなぜ禁忌食材だとわかったのか謎だと書きました。正直謎のまま放っておくのは気持ち悪い性質なので、この療法を最初に提唱したエドガー・ケイシーさんのことを調べてみました。彼は、医者ではなくごく一般の人。しかも、父親が事業に失敗して、中学校も一年で止めて、働いています。
 
 で、まず、出てきたワードは『祈祷師』なのに『熱心なクリスチャン』なんだ? 訳わからん。
 でも、その二つをつなげたのは『異言』というワードでした。
 
 ……あ、いきなりギョーカイ用語ですね。異言というのは、祈りの中、一種のトランス状態で神様からの言葉を伝える、新約聖書にも出てくるものなのですが、今でも、「神の言葉だ」という方と「悪魔のささやきだ」という方に真っ二つに分かれるほど、キリスト教的にもビミョーな行為?です。
 そして、その『異言』によって、乾癬やそれ以外のいくつもの病気の治療法を神様から賜ったというのです。『神のみが』知っていたというのが正解だったという、びっくりな結末。
 実際、否定派の教団に所属していたエドガー・ケイシーさんは、悪霊にとりつかれたのかと悩み、一時はそういう治療法のリーディング(自己催眠をかけて神様の声を聴くそうです)を止めたそうですが、それまでに助けられたたくさんの元患者さんや、治療に賛同する方の励ましで再びリーディングを始めたとか。
 乾癬もそういう患者さんのためにリーディングしたものでした。そして、それに医学的検証を後付けしたのが、今の療法のようです。
 たしかに、『異言』と聞いた時には、私も否定派に属しているので、あちゃー、ヤバいやんそれとか思いましたが、ふと口をついて出てきたのは、「ヤベツの祈り」でした。
『私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむ事のないようにしてくださいますように』第一歴代誌4:9,10
 ……はい、またわからんこと口走りましたね。この「ヤベツの祈り」というのは、キリスト教業界ではとっても有名な祈りでして、自分の利益を祈るなんてけしからんという方もおられますが、もっと神様を伝えるためにいろんなことさせてくださいっていうのは、アリだと思うんですよ。自分には『異言』の賜物がある、それで肉体的に救われる命があるのなら、それは使わにゃならんでしょ。エドガーさんは祈って祈ってそう決断したんだと思います。
 んで、彼がそう決断してくれたからこそ、私は今希望をもってこのやんちゃな身体と立ち向かうことができるのです。彼の治療法に出会わせてくださった神様に、改めて感謝の祈りをささげたたすくでした。
 
 

神山、同窓会行くの止めるんだってよ

2018-01-22 00:48:45 | 尋常性乾癬
(2017年10月のものを転載しています)
 
 数日前、水泳部(たすくは高校時代水泳部でした)の同窓会の出欠を取りまとめている友人にメルアドの変更(携帯会社を変更したので)と共に乾癬の発症と年末にあるであろう同窓会に行けるかどうかわからないと連絡しました。

 大体、11月の終わりか12月の頭ですので、今のペースならその頃には皮膚症状も治まっているんじゃないかとも思いますが、まだ食餌療法を止められるほど治ってはいないんじゃないかと。下戸のたすく、行っても端からアルコールなんて飲みませんし、しゃべりまくるだけだからいいっちゃいいんですが、メインのメニューが同級生が作る洋食なんですよね。食べないのも目立つし失礼だし、食べて遠回りするのもなんだかなぁ……みんなにカミングアウトすると場がシラケるしなぁ。せっかく一年に一度みんなが集まるんです、楽しく盛り上がりたいじゃないですか。なので、たすく本人が行っても大丈夫と自信が持てたら連絡するので、ギリギリまで保留にしておいてほしいと言って電話を切りました。
 
 こんな風に、いろんなことに制限されてしまうんですが、だからこそ今発症してよかったと思うんです。
若い頃に発症を確認していたら、お菓子を止めるとかたぶん無理。今この歳だから「さんざん食べてきたし、もういいか」と思えるんです。
 さらに、もし幼少期に見つかっていたら、ウチの親なら痒がるたすくを見てられなくてきっとステロイドに手を出していたと思うんです。使用期間が長くなればなるほど、抜け出すのは大変でしょうから、そう思えば、自分の意志でステロイドの使用不使用を決められる年齢での発症はむしろ感謝すべきことなんだと思っています。
 
 日本人に生まれてよかった。

 乾癬にかかっていたのがわかったのが今で良かった。

 ネットで小説を書いていてよかった。
パソコンでググるのが日常になっていたからこそ、ステロイドに頼らない治療法に出会えた、
 
これが何一つ欠けても、今のこの結果にはならなかった。だから私はこの記録をアフィリエイトにせず、エッセイとして発表しようと思ったんです。
 ただ、アフィリエイトしてらっしゃる方を否定はしません。酷い症状の方は入院されて職を失うということもありますから、新しい仕事として情報を売るというのも一つのやり方だと思うからです。ま、私の場合、幸いにも職も失ってませんし、ステロイド使用期間も短いですから、そんな皆さんほどいろんな道は通ってませんしね。そんなペラい情報売れないってこともあります。
 
 こんなペラい情報でも長く罹患されている方が見逃しているポイントがあるかもしれません。なので、よかったら今後ともおつきあいください。
 
※追記、
なぜか、去年は結局同窓会は開催されませんでした。それはそれでなんだかさびしいんですけど。

欧米の人って大変だろうね

2018-01-22 00:46:33 | 尋常性乾癬
 次は洋食に挑戦。とは言え、トマトソースにクリームソース、そして香辛料。日本でおなじみの洋食と言えば禁忌食材を使わずに作れる気がしません。私のチープな知識ですが、そうなると味付けは塩一択ですもんね。味噌や醤油に逃げられる日本食マジ偉い。
 
 それでも作れるものはあります。ハンバーグ・ロールキャベツなどは肉を鶏肉に、つなぎをおからにするだけで簡単にできます。ハンバーグはリンゴ酢を使ったしそ(しそはアトピーにもいいですもんね)おろしポン酢で、ロールキャベツは鶏ガラ醤油スープで煮込めばNGなしで完成。

 あ、これを蒸せば焼売になるか! ただ、皮は小麦粉なので、茹でキャベツを皮にします。卵のケースにキャベツの茹でたものを敷き、その上にタネを乗せて押すだけ。タネにオイル不使用のツナを加えても海の風味がプラスされて美味しいですよ。
 それから、ホイル焼き。白身の魚とキノコなどを岩塩とオリーブオイルを一たらしして焼くだけ。シンプルだけど、美味しいです。
 
 あとは、クリームシチューかな。でも、低脂肪乳ははっきり言って薄いので、豆乳を使います。鶏肉、ニンジン、玉ねぎ、きのこといつもの材料を入れたら、ジャガイモの代わりに入れるのはサトイモかレンコン。そどうしてもとろみが欲しい人にはわらび餅粉でとろみを。そして風味づけにマーガリンをひとかけ。ホント、4人前でも5g以下でいいですよ、これだけでモノホンのクリームシチューっぽくなりますから。
 
 にしても、トマトなしシバリは正直キツいですね。料理のバリエーションがホント減ってしまう。因みにウスターソースもNG調味料ですよ。アレ、主原料トマトです。それにたっぷりのスパイスが詰め込まれたお好み焼きソースなんて、禁忌食材の宝庫。お好み焼きのベースはグルテンの少ない薄力粉でキャベツでかさ増しなのに残念、と思っていましたが、ならチヂミにすればいいんだって気づきました。肉なしのお好み焼きをごま油を一滴入れたポン酢で食べる。これで問題解決です。焼きそばは、コンニャク麺プラスで塩焼きそばにすれば無問題ですし、よっしゃあ! 大阪出身、粉もんの血が騒ぐ……って、くれぐれも食べ過ぎないようにしなければ。
 
 ま、いずれも低カロリーですので、ダイエットにも非常に有効だと思いますから、乾癬クッキング、罹患されてない方も作ってみてはいかがでしょう。物足りないなと思われるかもしれませんが、それってそれだけ今まで油漬けの生活をしている証拠ですよと、少し脅かしてみる……実際、乾癬料理始めてから、台所がきれい。すぐに汚れが取れる。今までそれを体につけていたと思うと、うすら寒く感じたりするたすくなのです。

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