つまり それだけのことなのだが It's only that you seeという一文が気に入ってこの詩が好きだ。暮尾 淳さんの「冬の日」って詩だ。
冬の日
暮尾 淳
アブサンを飲むと 笑ってる顔が現れ
しだいにそれが崩れ オリーブ色の背景に圧され
消えてしまう
僕は平静を装い サラミなどつまみ 時を過ごす
そんな冬の日に
死んでいったあいつの石油ストーブが
炎を上げながら燃えている
つまりそれだけのことなのだが
明るい通りを 風は刑罰のように音を立てて吹き抜け
どこかで猫が泣く 電話が鳴る
鉛のようなものを胸に植えて
痛みを飼いならしていく
このごろ というわけです
such are my days このごろ僕もというわけです。
冬の日
暮尾 淳
アブサンを飲むと 笑ってる顔が現れ
しだいにそれが崩れ オリーブ色の背景に圧され
消えてしまう
僕は平静を装い サラミなどつまみ 時を過ごす
そんな冬の日に
死んでいったあいつの石油ストーブが
炎を上げながら燃えている
つまりそれだけのことなのだが
明るい通りを 風は刑罰のように音を立てて吹き抜け
どこかで猫が泣く 電話が鳴る
鉛のようなものを胸に植えて
痛みを飼いならしていく
このごろ というわけです
such are my days このごろ僕もというわけです。
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