フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

speak english

2016-06-28 08:45:51 | Weblog

イギリス人はイギリスで外国人が外国語で話していると「speak english in England」というらしい。言葉に対し誇りがあるらしい。イギリスの中でもウエールズ語やスコットランド語ケルト語とかいろいろあるとのことだがとにかくイギリスにいるんだから英語を話せといわれるらしい。大きなお世話だと観光客は思うのですがこれが移民ともなると喧嘩腰だとか。その頑固で誇り高いイギリス人がみっともないことにEU離脱の国民投票の結果が出た途端「再投票だ」とか「スコットランド独立だ」とか「ロンドン独立だ」とかで後悔の念をにじみだしている。「決まったことにがたがた言うんじゃねぇ」とフランス、ドイツは知らんふり。「若者の将来を年寄りが決めるな」と騒ぐ若者。「お前たちは選挙前に何をしてたんだ。お前たちが決めれないから年寄りが決めてやったのさ」と頑固ジジイ。「だから、馬鹿に投票させたらとんでもないことになる」というのが日本のマスコミのスタンス。ロンドンのシティ寄りの発言が目立つ報道が多い。大卒の意見は良くて中高卒の意見はダメだとでも言いたげ。「国民投票は問題ありますね」という裏で憲法改正の国民投票の時は中高卒の洗脳で勝てるから楽勝との見方を得てほくそ笑んでいる。ハシモトの手法で煽ればいけるかなと胸算用。いつものことだけど彼らは裏切り者の数をはじけないんだ。どちらが頭がいいんだか分からない。

                            アジサイの花の色も移り変わっていくんだから世の中もそうなるのでしょうが「時よ時節よ変わろうとままよ」といって変わらない英国を選んだ国民気質を大事にしないといけないんじゃないかな。国を成立させているものは頭の良さでも金でもない自由と独立の気風なんだから。                      

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