フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

渡渉

2016-09-24 08:31:14 | Weblog

橋が壊れていた。ロープをたどって沢に下りる。沢を渡る。もう何回も繰り返してきた

            絵に描けばこんな具合。「滑るから気を付けて」と言われても滑る時は滑るのだ。下りたら登らなければならない。橋が架かっていた高さまで。橋の下が急坂なんだよな足場を探すのに一苦労。なぜかこっちの方が湿っていて滑りやすいのだ。それでも何とか沢を渡りきる。こんな時、不思議なことに後を振り向かない。前だけ見ている。いつもそうだったような気がする。前だけ見るのが登山なのかなとふと思ってしまう前といってもほとんど地面しか見てないけどね。花が咲いてるとかいい景色と言うのは見逃さないけど。僕らよりレベルが高い人達はまた違った景色を見ると言う。最近その景色が気になっている。山に限らずその全てにおいてだけど。普段見ているのとまた違った風景見てみたいよね。あいつの頭の中を見るようにさ。

コメント
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