ねこまきさんの「ねことじいちゃん」を読みました。ねこにはじいさんがよく似合う。 じいちゃんにはねこがよく似合うのかな。75歳のじいちゃんとねこの二人暮らしをほのぼのと描いたものだが人気らしい。スケッチの参考になるからとバジルが貸してくれたものだけどストーリーがなかなかいい。老人目線と猫目線が交差してゆったりとした猫のリズムで日常が描かれている。「ここは、じいちゃんとばぁちゃんとねこの町」ではじまり「この人は大吉っつあん。吾輩の飼い主にして僕(しもべ)である」とねこが紹介している。これで立ち位置がわかる。猫はどんな猫でも飼い主はしもべと思ってるからね。うちのウルーも最近は外にいるのがお気に入りで朝と夕の餌の時だけ塀の上で声をかけてくるけど降りてこないもの。「おい、下せよ」というかのように抱きかかえられるまで待っている。「お前は何様だ」と言ったら「猫様だ」とでもいうように髭をピンと立てる。ここにも同じような「じいちゃんとねこ」がいるのです。
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